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おすしのずかん│おさかなが好きになる絵本の読み聞かせ

みなさんはどんなお魚の料理が好きですか?
わたしたち日本人の代表的な日本食でもあるお寿司。
今回はお寿司の絵本を紹介します。

タイトルは「おすしのえほん」です。その名の通りの絵本なのですが、小さな子供はたくさんならんでいる魚やその名前を覚えたり、実際にお寿司屋さんに行ったときに親子の会話が弾むなど、言語の発達や興味関心を持つためにもすごくいい絵本なので、じっくりと解説していきます。

おすしのずかんってどんな絵本

作:大森 裕子
出版社:白泉社
発行日:2016年12月31日

おすしのずかんという絵本は、お寿司がたくさん載っていて、お寿司が大好きなお子様も絵本を読んで聞かせている大人も、そのずらりと並んだおいしそうな絵にお腹が減ってくること間違いなし??

お寿司に使われているお魚がどんな姿をしているのかなども確認出来て、赤いお寿司といったように分けてイラストがのっていることもわかりやすいし、覚えやすい!

魚の名前や姿を覚えるだけではなく、好き嫌いなくお魚に触れるという意味でもいいと思います。

この「おすしのずかん」は〇〇のずかんシリーズとして、めんのずかん、ぱんのずかん、ねこのずかんなど他にも人気作品もあるので、あわせてみてみるというのも面白いかもしれません。

 

おすしのずかんを読み聞かせした方の口コミ

手書きのイラストでお寿司屋さんで出会うお寿司が紹介されています。お寿司の状態のイラストと、元の魚や素材のページが交互に入っており、大人が見ていても楽しむことができます。

切り身の状態と、泳いでいる状態の魚を見比べることができ、食に対する興味を広げ、正しい知識を得ようとする足掛かりになると感じました。「あかいおすし」「しろいおすし」など、子どもが分かりやすいように分類されており、食べ物としてのお寿司から入り、元の生き物がどのような姿をしているのかを簡単に知ることができます。

それぞれの魚には簡単な面白い説明がついており、「おめでたいさかな」「くちのなかがくろい」など、イラストを見て楽しむ時期を超え、文字を読むことができるようになってからも楽しめる絵本です。ハンバーグのお寿司、などから牛や豚が海を泳いでいるイラストもあり、綺麗なイラストの中に散りばめられているユーモアがとても面白い作品です。

 

お寿司が大好きな3歳の息子のために購入しました。何度か読み聞かせをすると、魚の名前をよく覚えて、逆に「これは○○だよ」と教えてくれるようになりました。
また、寿司屋に行った時には、絵本で見たから、と言って今までと違うものにも挑戦するようになりました。

ストーリーが続く絵本ではないので、ページごとに子どもとの会話を楽しむこともできます。「ママはこのお寿司が好きだよ」と伝えると、毎回そのページを開くたびに「これはママが好きなお寿司だよね。今度食べようね」と言ってくれます。一方的に伝えるだけではなく、子どもの考えや話をゆっくり聞くこともできる図鑑は、言語の発達にも大きく関与すると感じました。

 

お友達が遊びに来た際には、絵本とおままごとを使ってお寿司屋さんごっこをするなど、遊びが広がっていました。絵本の中には、店員の台詞も書いてあり、それを覚えた子どもたちがお寿司屋さんのように話している様はとても可愛らしく、店員んとのやりとりという大切なコミュニケーションも学ぶことができていると感じました。

 

絵本の終盤には、鮪を解体している様子や、巻物を作る様子も描かれていて、元の魚がどのように寿司の形になるのか、想像できるようになっています。食育が注目されている現在、大好きな食べ物がどのように作られ、食べているのかを知ることはとても大切なことだと思います。幼いうちから食に対する興味を持つためにも、このように正しいく、そして難しすぎない絵本を取り入れていくことが大切だと感じました。

まとめ

絵本というのは、大人も楽しめるものや子供のために読むものなど様々なタイプがあるのですが、できるのならば子供のためにもなって、絵本を読み終わって生活の中でも、絵本の内容がかかわった会話ができるとより素敵です。

子どもが小さなうちは、毎日過ごしている時間がとても貴重で、そこで考えたものや会話した内容、感じたものなどが大人になるまでの成長には大きな影響となってきます。

おすしのずかんは、そんな貴重な時間をすごす子どもに一度は読み聞かせしてあげ、ともに親子の会話としても弾むはず。

最近はお魚嫌いの子供も増えており、魚の栄養不足で子供の視力が低下するとか、健康にも影響があるといった研究内容も注目されています。

 

日本にはとても多くの種類のお魚を様々な料理方法で食べる文化もあり、そんな日本だからこそ子供にもたくさんのお魚を食べて元気に育ってほしいと思います。

おすしのずかんが、子供たちの魚嫌いを解消する一つの方法として、そして親子の会話の源泉として役に立つといいですね。

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