赤ちゃんと呼ばれる時期を過ぎ、2歳~3歳になる頃にはトイレトレーニングが始まります。
このトイレトレーニング…初めてトイレでおしっこをしましょう!という微笑ましいものなのです。
だから決して叱ったりしてはいけません。
出来なくて当たりまえ
少しずつ
丁寧に教えてあげる
できるようになったり、できなくなったり…と繰り返しながら、3歳児さんになっていくと成長の姿には描かれています。
決して叱ってはならない。
けれども、私は大声で叱ってしまった事があるのです。
それは、夏の暑い日の事でした。
夏は暑いので、子供や赤ちゃんが裸でもいても、寒い時期のように「早く服を着せてあげなくちゃ!!」という事はありません。
母親としての構えも大きくなってきて、子供が裸でいても「まあいいや…」と私はとてもリラックスしている状態でありました。
子供も夏の暑さを裸で快適に過ごしているかのようで、服を着るまでのほんの少しの時間でしたが、家の中を走って遊んでいました。
しかし、はしゃぎ回ってる子供をふと見ると、おしっこをしながら走っているではないですか!
思わず、「ダメーッ!!」と叫んでしまいました。
その声に反応を示したのですが、2歳になるちょっと前だった子供は、何の事かわからない様子。
追いかける私から、キャーキャーと喜んで逃げている状態です。
ひとまず捕まえて「おしっこは、トイレでしようね。」と言って、トレーニングパンツをはかせたことを思い出します。
そのあと、走った後に残っているおしっこの掃除は大変でした。
「おしっこはトイレでする」ということと「走りながらしてはいけません」という2つの注意ですが、その前にバカボンママのように、ダメーっと叫んでしまったことは、未だに忘れられません。
そのころの話を、少し大きくなった子供に話して聞かせます。
将来、子供が子育てをする時に、少しでも家族との思い出や友達との思い出を思い出してくれたらよいなと思って、赤ちゃんの頃の話を聞かせてみるのですが、思い返せば大抵は自分の過ちから発したことが多いような気がします。
私はそのおしっこ事件(?)が起きてから、子育てを学べるような機会があれば積極的に参加するように心がけています。
トイレトレーニングを始める際に知っておきたい事
- 一人で歩けるようになった時
- 親の言葉を理解できるようになった時
- おしっこの間隔が2時間から3時間程度開くようになったとき
そしてトイレトレーニングを始める際の準備としては、トレーニング前にしっかりと体を動かしたり家の環境整えてリラックスしてトレーニングに励める状況を作ることが重要です。
そしてスポーツでも同じですが、イメージトレーニングはトイレトレーニングにおいても重要です。
もし絵本やDVDなどでトイレに関するイメージが湧くものがあれば、そういったものに日常的に触れさせてあげることも効果的です。
そしてトイレトレーニングをする際に1番重要なこととしては、とにかく成功体験を積み重ねてあげることと、叱らないことです。
逆に、失敗しようが広い心で受け止めてあげることで、のびのびとトイレトレーニングを続けることができるようになります。
そして成功体験を重ねていくことで自信につながり、安定したトイレが定着していきます。