子育て中で最も大変なのが、2歳児さんだと言われています。
慣れない育児で毎日大変だった新生児期から随分と時間は経っていますが、2歳児さんのすごさは大変だとよく耳にします。
もちろん、全く手のかからない子供も沢山いるのです。
しかし、我が家の2歳児は大変でした。
元気なのはとても良い事なのですが、まだまだ常識を知りません(あたりまえですよね)から、色々な事を少しずつ丁寧に教えていくという事がとても大変だったのです。
お店に買い物へ行く時も、少したりとも目を離すことはできません。
なぜかというと…ベビーカーに乗っていても、お店の物をあれこれ触ろうとする赤ちゃんだったのです。
これが2歳児になると、さらにパワーアップしたのです。
普段の買い物は、大切なものを肌身離さず持っているような感じで、常に手を繋いでいなければお店でハプニングが起こってしまう…そんな緊張感を私は常に持っていました。
しかし、パパが休日に買い物へ連れて行った時、まさに事件は起こりました。
いつも行くスーパーで急に走り出した2歳児の娘は、パン屋さんのところまで猛ダッシュ。
店頭に並べられているパンにかぶりついたのです!!
(いつも連れて歩く私なら、全力疾走で間に合っていたでしょう。)
パパが帰ってきてこの話をしてきた時、怒り出しそうになってしまったのですが…落ち着いて話をしなければと深呼吸をしました。
そしてまず「お店のパンを勝手に食べてはいけないよ。」
「パパに食べたいと言って、お店の人にお金を払ってから、初めて食べられるんだよ。」
という説明をしたのですが、頭ごなしに言わないようにするのには、やっぱり深呼吸が必要ですね。
大変なのは買い物だけではありませんでした。
散歩に行く時だって、少しの猶予もありません。
2歳児の足は軽快で、意外にも自分が思っているより早いので、侮ってはいけません。
紐付けるとかハーネス付きのリュックを…という案もあるようですが、それでも紐が切れてしまったり、手からハーネスが離れてしまったりして、間に合わずに車にひかれてしまったらと思うと、車の通るところでは少しも気を緩められませんでした。
私が心配性すぎるのかもしれませんが、やはり大切な子供です。
大きい公園などの車が全くないスペースで、初めて息をつくことができるという私は気苦労ばかりしていたと思います。
「どうしてうちの子はこんなに大変なの?」と保健センターの方に相談した事もありました。
育児サークルに参加するようになって、たくさんの子供たちを見ているうちに、十人十色…それぞれの個性があって、おとなしい子、やんちゃな子、グズグズしている子など色々だなと実感しましたね。
大変な思いをいつもしていましたが、3歳を超えると子育ては格段に楽になりました。
言葉を荒げることなく愛情を持って接すること、少しずつですが色々な区別が付くようになってきたのではないか…と最近は感じるようになりました。
2歳6ヶ月は嫌々期の真っ最中!子育てのポイントは「アクティブな毎日」
そのポイントはアクティブな毎日なのですが、具体的には
- お散歩の時間を増やす
- 積極的に友達と遊ばせる
しかし、身体能力が格段に発達し、いろんなことができるようになるととても楽しいのですが、その分危険も増えます。
子供の声になったつもりで、周囲に危険は無いが、この先どんな危険が考えられるか、しっかりとアンテナを張ることが大切です。
上手に会話できないなりに一生懸命友達とコミニケーションを取ったり、対大人頭ではなかなか生まれないような創造性のある遊びにチャレンジできたり、想像力や感性が豊かになります。