本日は11月30日絵本の日なんだそうです!
となれば、今日も素敵な絵本を紹介するしかないですね♪
ちなみに本日、絵本の日というのはブログサークルで仲良しのまちゃはるさんの記事で紹介されていて、
毎日いろいろな日が制定されていることを教えてくれるんですね♪
まちゃはるさんありがと~~♪
そして今後も仲良しのサイトやブログもどんどん紹介したいと思います!!
なので気軽にコメントやコラボしていきましょ~~♪
できればママさんのためになる記事を紹介していきたいので、前もって教えてくれるとうれしいな♪
さて、お知らせはこのあたりにして今日の絵本は・・・「空からのぞいた桃太郎」です!
絵本の日ということで、やっぱり日本人としては一番小さなころ見た絵本は桃太郎が思い浮かぶのではと!
でもね、有名な「お腰につけたきびだんご~~♪」の桃太郎ではありません!いや確かに桃太郎なんですが、空からの視点で見ていくという面白い作品なんです。
空からのぞいた桃太郎ってどんな絵本?
作: 影山 徹
出版社: 岩崎書店
みなさんは桃太郎にどんな感想をお持ちでしょうか。
小さなころ見た物語だから変な疑問などもたずに見れた方も多いのではないでしょうか。しかし、実はそんな桃太郎には裏の顔が・・・。
- 鬼ってどんな悪いことしていたの?
- 鬼は襲ってきたのではなく、襲いに行っているのでは?
- 鬼が島の宝物を持ち主に返さず、おうちに持って帰るってどうよ
など様々な声があることを知っていました?
わたしはこの物語で初めて意識した疑問たちでした。
その他にも、
- 桃はどこから流れてきたの?
- なぜももから生まれたの?
- なぜ自ら鬼退治に行くと言い出すの?
- 仲間はキビ団子1つだけで仲間になるってどうして?
など今考えてもなぜだろうと思いません?
疑問に感じてくれたのならあなたはもう素敵な絵本の世界に足を踏み込んでいますよ♪
空からのぞいた桃太郎を読み聞かせした体験談
内容は日本昔ばなしでお馴染みの桃太郎です。
しかし、題名の通り桃太郎を空からの視点で描いたという斬新な絵本となっています。
例えば鬼ヶ島へ鬼退治へ行くというシーンではおじいさんとおばあさんの家を出てからの道のりが全て細かく描写されています。
また、文字は小さめになっており全体的に絵が丁寧に描かれています。森林の一本一本の木々や、空を飛ぶ鳥、道に落ちている石まで細かく描かれている一冊です。
どちらかというと本のストーリーや内容を楽しむことよりも、絵画を眺めるような、ウォーリーを探せのような絵本です。
特にインパクトのあるシーンといえば、最後の鬼退治のシーンではないでしょうか。このシーンは実際に絵本を手にとってから見てほしいのですが、大人も子どもも夢中になれる仕掛けが多くなされているページのように感じました。
実際に夜寝る前の読み聞かせとしてこの一冊を読んでいたのですが、
このページになった時には、ウトウトと眠たそうだった子どもが目を輝かせ、食い入るように絵本を眺めていました。
私自身も絵を見るだけでとても楽しく、15分ほど眺めていました。また、このページでは今まで読んできた絵本の中でもとくに子どもとのコミュニケーションが弾むシーンでした。実際に知っているお話だからこそこのような絵本が作られるのだと思います。
そして、実際に知っているお話だからこそ
ひらがなを覚えたての小学生などに特におすすめをしたいです。
学校で覚えたひらがなともともと知っているお話ということで自信を持って家族や兄弟に読み聞かせを行うことができるのではないでしょうか。
近年では義務教育において、自分で考え自分で知識を作ることが求められます。そのためには様々な視点を自分で獲得することが重要です。新しい視点の獲得をこの絵本が手助けする手段の一つのように思われます。
また小さな子どもには、空から見るという新しい視点のためにとても新鮮でわくわくさせるような刺激を与えられる絵本であるように感じます。 表紙から背表紙までくまなく楽しむことが出来る一冊なのですが、絵本であるにも関わらず日本の不思議な歴史を感じられる箇所があります。それは1番後ろのページに書かれている桃太郎という作品の成り立ちです。桃太郎は日本昔ばなしであるために地域によって内容が若干異なってくるのですが、その地域による差異が文章で記されています。私は地域による具体的な違いを知らなかったためにとても興味深かったです。
まとめ
誰もが知っている桃太郎だからこそ、空の上から客観的にみるとこんな見え方があるのかと発見が楽しく、子供と一緒に話して相談しながら読み進むことができる素敵な絵本です。
ぜひ見かけた時はじっくり読んでみてはいかがでしょうか?
育児の中だけではなくわたしのような大人でもなるほど!と楽しむことができましたよ♪