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産後のタバコはいつからOK?我慢のコツと吸った時の対処法

産後にタバコを我慢できなくなるシーンは多々あるかと思います。
本来であれば赤ちゃんの為にも、ぐっとこらえて我慢するのが正しいとは頭でわかっていても、実際に我慢できずに吸ってしまう方は少なくないんです。
そこでこのページでは、みんなはいつからタバコを再開したのか、赤ちゃんにはどんな悪影響があるのか、我慢するための秘訣、ついつい吸ってしまったときの対処法等についても特集していきます。

産後の喫煙再開はいつから?先輩ママの体験談

それでは、産後に喫煙を再開したママさんの体験談を覗いてみましょう。

子供出産してから特に何かあったわけでもないのですが、どうしても吸いたくて仕方がありませんでした。なので私は1ヶ月検診の後に完全ミルク育児に切り替えました。

授乳期間中は毎日自分との戦いで我慢していましたが、8ヶ月のタイミングで完全子乳から完全ミルクに切り替えました。その時に再開しましたね。

0ヶ月の時にどうしても我慢できなくて1本だけ吸ってしまったことがありました。でも、その後すごく後悔してタバコを吸いたい気持ちよりもそのストレスの方が強くて、それ以来吸ってません。

子供を出産した直後、今後しばらく禁煙生活が続くと思うとすごく気が重くて、なんだかんだで産後10日で解禁しちゃいました。どうしてもタバコを吸いたかったので、それから少ししてから混合から完全ミルクに切り替えました。

産後のタバコはいつからOKなの?

これについては個人差がありますが、強いで言うならば、母乳育児をしなくなった時になります。
そもそも産後にタバコを吸わない方が良い理由としては、喫煙によるニコチンなどの有害な成分が母乳を通して赤ちゃんに移ってしまうからです。
また、同じ空間に赤ちゃんがいるならばその副流煙による悪影響もあります。
副流煙については喫煙する場所を考えれば避けることができますが、母乳育児をしているならばどうしてもタバコの有害物質による胎児への悪影響を避けることがあって来ません。

そのため産後はタバコを避けるべき。と言われているわけですが、極端な話完全ミルク育児であれば、母乳を通して胎児にタバコの有害物質がうつる心配はありません。

産後にタバコを吸うと、どんな悪影響があるの?

喫煙による悪影響についてはざっくりですが、

  • 母乳の出が悪くなる
  • 赤ちゃんにタバコの有害物質を与えることになる
  • 産後の肥立ちが遅くなる

といったところでしょうか。
上の2つについては、母乳育児してない状態なら喫煙をする分には特に心配は無いかと思います。
しかし、出産直後から完全ミルクだからといって喫煙をしてしまうと、産後の肥立ちに悪影響が出てしまいます。
それによる悪影響は、今後長くつきまとうことになるので、体の回復が十分に行われていない段階でタバコをするのはあまりお勧めできません。

何とかしてタバコ我慢したい!その時にしたいこと

産後のタバコには非常に多くの悪影響がつきまといます。
だからこそ、タバコを吸いたくなってもぐっとこらえたいところですよね。
そんな時に試したいちょっとしたコツをご紹介していきます。

ガムを噛む

これは結構王道ですが、ダムの中でも特にミントの成分が強烈なガムを選びましょう。
これだけでもタバコを我慢することができたと言う方もたくさんいらっしゃいます。

喫煙による悪影響を思い出す

タバコがどうしても我慢できない。と葛藤しているときは、どうしてもタバコへの思いが強くなってしまうあまり、喫煙による悪影響の大きさをついつい忘れてしまいがちです。
そんな時こそ、一度タバコを吸うことによる悪影響を思い出してください。
タバコによる悪影響は、ニコチンだけではありません。タバコには何十種類もの有害な成分が含まれており、その成分が赤ちゃんの体を蝕みます。
そして健やかな赤ちゃんの成長にさまざまな悪影響もたらしてしまいます。
一説によると、精神的な部分にも大きな悪影響及ぼすと言われています。
何の罪もない愛する我が子に、そんな事はさせたくないですよね。

副流煙の赤ちゃんへの影響

たばこの影響は何もママさんが吸わなくても赤ちゃんには副流煙という形で与える可能性があります。

赤ちゃんは乳幼児突然死症候群、通称SIDSというリスクとして、たばこの副流煙があげられています。
中にはSIDS(シッズ)という言葉自体聞いたことがない方もおられるかもしれません。

平成28年度には109名の赤ゃんがSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。
参照 厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html

赤ちゃんがいるところではなるべくタバコを吸わないようにしたり、たばこを吸っている人に赤ちゃんを近寄らせないようにするという対処が必要になります。

我慢できずに吸っちゃった!そんなときの対処法

母乳育児をしているのに、ついつい我慢できずにタバコを吸ってしまった。
できればそうなって欲しくはありませんが、もしもそうしてしまった場合は、母乳育児を一旦中断しましょう。
そして赤ちゃんには哺乳瓶でミルクを与えます。

大体母乳に混ざってしまった有害な成分は24時間で抜けると言われています。
かといって授乳期間中に喫煙をして良いわけでは無いですが、もし我慢できずに喫煙をしてしまった場合はこういった対処をし、24時間授乳を控えると安心です。

ストレスコントロールを意識すると誘惑に負けにくい

ストレスを受けていて心が弱っている状態だと、タバコを始め様々な誘惑に負けやすいです。
ですので、心身ともに疲れきっている自覚がある方は、タバコへの対処法の一環としてストレスコントロールを検討してみるのも良いかと思います。
その方法としては、好きなドラマを見たり、感動の映画を見て泣いたり、外を散歩したり、エクササイズをしたり、人と話したり、いろんな方法がありますが、自分の中で最も良いストレスコントロール方法を見つけて、一度ストレスとの向き合い方を考えてみるといいかもしれません。
これができると、産後のストレスによる過食も我慢できるかもしれませんよ♪

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