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産後にルームウェアのプレゼントは喜ばれる!?失敗しない選び方

友達の出産祝いに喜ばれる贈り物としてはどんなものがあると思いますか?

喜ばれる贈り物をしたいと思った時に相手の事を思い浮かべて考えてみますよね。

喜ばれるプレゼントを選ぶには当然ですが、相手の状況を考える必要があります。

それには、産後の女性はどういった大変さがあって、産後の赤ちゃんのお世話がどういったものか。
また、どんな悩みを持っているのかなどを知る必要があります。

このページでは、出産経験がない女性が産後の友達に贈るプレゼントの選び方や、出産を経験する事のない男性が友人の奥さんの出産祝いを贈る場合にどんなものが喜ばれるのかを一緒に考えて行きたいと思います。

大切な友達や友人の奥さんに喜んでもらえるプレゼントをしっかり選びましょうね♪

産後に喜ばれる贈り物はルームウェア?

産後の女性に喜ばれる贈り物がルームウェアというのは、ちょっと意外に感じられるかも知れませんね。

これには理由があって、産後すぐのママさんの悩みは『女性である事を捨ててしまう事』なんです。

旦那さんや周囲も気遣いが大変さがある中で、毎日を過ごしています。

赤ちゃんがいるから『パパとママ』になっているとは言っても、

元は、赤の他人ですし『ひとりの男性と女性』です。

しかしながら、先ほどの産後の身体の回復や赤ちゃんのお世話の大変さ、実家や親戚筋への気遣いといった諸々の事情の中で、次第に『ひとりの女性からママさん』になって行ってしまうんですよ。

さらに、もう1つ女性としては嫌な事が『体型の崩れ』です。

妊娠中はお腹が大きくなるのは当然ですが、その結果としてお腹の肌はたるみが出て、腰回りも骨盤の開きで一回り大きくなってしまいます。

また、帝王切開で出産した女性は、手術跡の傷口が触ったりすると痛かったりしますので、洋服選びに神経をとがらせたりしています。

ルームウェアはどんなものが喜ばれるの?

産後の女性に喜ばれるルームウェアは、どういったものが条件になるでしょうか。

・お腹のたるみを隠せるもの
・かわいいデザインのもの
・体型にアジャストできる自由度

お腹のたるみを隠せるものという条件では、ボリュームがありながら程よくフィットするものが喜ばれます。

また、女性である事を意識させるのが、産後の夫婦仲を助けることにもなるんですね。

体型にアジャストできる自由度はとても大切です。
妊娠中に半年ほどで大きくなったお腹や腰回りが、産後の授乳やホルモンバランスの戻りによって『半年くらいの時間がかかる』のですが、その体型戻りにフィットするルームウェアを探している女性がとても多いんですよ。

その希望に『先回りで叶えるプレゼント』を贈ってあげると、相手の女性はとても喜んでくれますね。

 

喜ばれるルームウェアの選び方

先ほど、ルームウェア選びのポイントについて簡単にお伝えしましたが、授乳中のママにプレゼントするルームウェアであれば、何よりも授乳しやすいことが大切です。
どれだけ値段が高かろうが、どれだけデザインが可愛くてオシャレであろうが、授乳中のママからすれば、授乳に関する機能性がかなり低いルームウェアであれば、当然着る事はなくタンスの中で寝かせるしかありません。
なので、授乳後が付いているタイプや、前開きのタイプのルームウェアを選ぶことが大切です。
後は、サイズ感はしっかりと本人に確認することが大切です♪
また、楽天やamazonなどで授乳中のルームウェアを検索すると、どれが人気なのかがわかりますので、そういったところを覗いてみるのも良いかもしれませんね!

産後の女性の大変さを知ろう!

産後の女性の身体的な大変さを知る事は、産後の女性への出産祝いのプレゼントを選ぶときにもっとも大切なポイントになります。

産後の女性の身体は体力をとても消耗しています。

しかも妊娠中には、健康な赤ちゃんを産むために体重管理や栄養管理を産院の先生から『これでもか!』というくらいに注意されますし、さらに妊娠中に産後の事を考えてマタニティブルーになってしまう方もおられます。

そんな思いをして無事に出産までたどり着いたら、陣痛から十数時間は分娩室で『わが身が裂けるような痛みと闘いながら』赤ちゃんを産む事は、経験者でないと想像も出来ないほど大変なことなんです。

自然分娩がスムーズに出来ないと判断された場合、緊急帝王切開という手術が行われる場合もあります。

また、出産したらそこで終わりではなく、赤ちゃんが産道を通れるように骨盤が開きますし、産後の産褥期は、昔の人では『肥立ちが悪いと亡くなってしまう方もおられたほど』なんです。

医学が進歩した今では、最悪な事が起こるケースは少なくなっていますが、それでも出産は『命がけの大仕事』である事には変わりありません。

そんな状況から、立ち直るための時間が産後の産褥期と呼ばれるもので、この時期には

・帝王切開や会陰切開の傷口の回復
・悪露と呼ばれる子宮からの出血及び
・骨盤矯正
・一気に体重が10kg前後減る事の違和感
・体力を使い果たしているための筋力低下

このような大変さが、産後の女性にあるという事を知る事も出産祝いの選び方では大切なことなんですね。

赤ちゃんのお世話って大変なんです!

先ほどは産後の女性の身体の大変さについて軽く触れました。

ですが、実は先ほどの大変さに加えて、赤ちゃんへのお世話の第1歩として『2~3時間おきの授乳』があります。

授乳のペースは、赤ちゃんが離乳食を食べられるようになる『卒乳』までは『数時間おきの授乳が続く』ため、その合間でしか身体を回復させるための睡眠時間が取れません。

半年以上は、この状態が『毎日続く』のが『産後の赤ちゃんのお世話』なんですね。

しかも、産後の身体の回復のための栄養まで『赤ちゃんに与える母乳優先になってしまう仕組み』になっているため、産後の回復期の大変さは『立ってても眠れるくらい疲れた状態』になります。

産後は周囲の大変さもあります

産後の出産祝いに花束を贈られるケースがありますが、生花の場合は産後すぐの回復期は、枯れさせてしまう事もあります。

実家からお母さんがお世話に来てくれたり義実家のお義母さんもお手伝いに来たりと、身体的にも大変な時期でもあり忙しいのはもちろんですが、どうしても気遣いが先行してしまうからなんですね。

赤ちゃんのお世話で眠るヒマもないほどの忙しさと身体の回復を助けて欲しい時期では『お花のプレゼント』は、もらった側としては意外と面倒なプレゼントだったりもします。

しかし花瓶に飾る生花ではなく、フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーならすぐに飾る事も出来ます。
フラワーアレンジメントなら1~2日に1回の水の交換で済みますし、プリザーブドフラワーならお手入れいらずなので、もらった側は手をかける事もなく過ごせます。
花を贈りたいと思うならこのような花を選ぶと良いでしょう。
また、産後の身体の回復が優先される時期では、栄養バランスが優れていて、なおかつ低塩、低脂肪なものが必要になるのですが、
贈り物に選ばれる食材にはなかなかそういったものがないので、実用性に欠ける部分があるんですね。

また、コーヒーやお酒の詰め合わせなどは論外です。
赤ちゃんのために食事や飲み物にまで神経を遣っている産後の授乳期では、カフェインやアルコールなど絶対に厳禁です。

さらに、奥さんに合わせて旦那さんも禁酒・禁コーヒーを貫いている方もおられるので、おすすめは出来ません。

贈る相手の性格を考えよう!

産後の女性の贈るプレゼントで、ルームウェアが喜ばれるのは意外!と感じた方も多かったかも知れませんね。

喜ばれるルームウェア選び方の条件も、先ほどの3点がメインになる方が多いのですが、もう1つ『ひねりを加える』ために相手の性格も考慮すると完璧ではないかと思います。

先ほど『お腹のたるみを隠せるもの』という条件がありましたが、それがかえって心の底から喜んでもらえないポイントになってしまう場合もあるんです。

お腹のたるみを隠すというのが、逆に『わたしのお腹はひどいっていう事!?』と相手の気持ちを曲げて考えてしまう女性もいるという事が考えられます。

そういった方は勝気な女性が多く、産後のダイエットで『妊娠前よりももっとキレイになってやる!』と決意している方も。

そういった女性に『お腹のたるみを隠せるもの』は逆効果になってしまう事も考えられるからです。

大切な友達や友人の奥さんだからこそ、機嫌を損ねたくはありません。

出産祝いに喜ばれる贈り物のまとめ

出産祝いにに喜ばれる贈り物をまとめるとこのような形になります。

・花は手入れの少ないタイプを選ぶ
・コーヒー・お酒類などは厳禁
・産後女性の実用性を考えたもの
・ルームウェアならデザインと実用性の両立が大切

こういったような条件で、出産祝いに贈るプレゼントを考えるときっと喜んでもらえます。

また、仮に相手がすでに同じものを持っていたり、他に欲しいものがあったとしても、あなたが『そこまで考えて贈ってくれた』事に感謝してくれるはずですよ♪

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