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産後の子育て中に体験したハプニング!育児用ハーネスについて

初めての子供を出産して、初めての子育てが始まりました。
新米の母親なので全ての子育てが戸惑うことばかりでした。

その中でも最も印象に残っているハプニングは、子供が1歳半ぐらいの時のこと。
顔に大ケガをしてしまったことです。

歩き始めて半年経った頃、足取りもしっかりしていて、我が子は歩くのが楽しくて仕方がない!というような毎日を過ごしていました。

私がちょっと目を離してしまうと、あっという間に小走りで遠くに行ってしまうので、一瞬足りとも目を離すことができませんでした。
そして我が子は男の子ということもあり、とにかく活発でどんどん動き回るのが大好きなので、外出中は本当に大変でした。

ある日、いつものように一緒に散歩をしていたら、マンションの玄関前の緩やかなスロープでいきなり走り出してしまったのでスピードもついてしまいました。
そしてそのまま足が絡んでしまって転倒し、タイル張りのスロープで思いっきりおでこを打ってしまいました。

その瞬間、息子は大声で泣き始め、さらにおでこは強くタイルに打ち付けてしまったことによってパックリと皮膚が割れてしまい大量に出血してしまったのです。

その大量の出血に、まさに親の私は血の気が引くような思いでした。

泣き声を聞いたご近所の方が集まってしまい、さらに動揺した私はどうして良いのかわからずにいました。
近所の方がとりあえず救急車を呼んだ方が良い!とアドバイスしてくれたのですが、本人は意識もはっきりしているし出血がひどいように見えただけ。

近所の方にお礼を言い、ひとまず自宅に戻り、ガーゼと絆創膏でしっかり圧迫して止血をしました。
すぐに出血が止まったので、私が車を運転して外科に連れて行きました。

診察の結果、おでこの皮膚が1センチほど切れているだけでそれほどひどい傷ではないと言うことでした。
もともと顔は血管がたくさん通っている場所なので大した傷ではなくても大量の出血があるので驚くことが多いのだそうです。1センチですが傷自体はやや深かったのでホチキスで縫合してもらいました。

家に帰ってきて、落ち着きを取り戻した私は、歩き始めてほどない頃にこんなケガをさせてしまった・・・と、かなり落ち込みました。
多分大人になってもおでこの傷は薄っすら残るのではないかと思っています。
女の子だったら、きっともっとショックだったと思います。

これが私の子育て中の最も大きなハプニングでした。
やはり子供にけがは付き物だということはわかっていても、実際に体験すると本当にパニック状態になってしまい、思うように迅速な行動が起こせないものです。
子供を心配させないように落ち着いて対処できるようにすれば良かったと反省しています。

日本でいまだに普及しない育児用ハーネス/リード(迷子ひも)ってどうなの?

子供は歩き始めると無邪気で可愛いし、子供の成長を親としても感じますよね。
ですが、今まで以上にさらに危険が広がります。
実際に育児をしたことがある方であれば、身をもって体験しているかと思います。
まさにそんな時に役に立つアイテムが育児用のハーネスなのですが、先進国では一般的に普及している国があるのに対し、日本国内ではいまだに頻繁に見かける事はありません。
その理由としては、SNSで発信している否定的な内容を見るとよくわかるかもしれません。
一部の意見としては、
「見た目がとても悪い」
「子供人間として扱ってないみたい」
といったような否定的な意見があります。
確かに、大事に育てている子供をハーネスをつけて一緒に歩いているだけで、周りから冷たい視線で見られるのは良い気分ではありませんよね。。
しかし、そういった意見に対してこんな意見をお持ちの方もいらっしゃいます。
「周りがなんて思おうが、子供の命を守るのが第一優先」
「もしもハーネスをつけずに子供が死んでしまったら、一生の後悔になるでしょう。そうなるくらいなら他人に何を言われようが私には関係ない」
と言う意見をお持ちの方もいらっしゃいます。
私自身も思うのですが、結局のところ、あなた自身が子供の安全をどのように考えるかが1番重要ではないかと思います。
その結果ハーネスをつけるという選択は決して悪いことではないと思いますし、そうすることによる世間の目については、親であるあなたがどのように捉えるか。ではないでしょうか?
仮に育児ハーネスをつけると言う決断をしても、何も悪いことではありません。
育児ハーネスをつけない選択がダメとっているわけではありませんが、こういった空気管の中でも子供の安全の為の選択ができる親だということでもありますから、自信を持ってくださいね!
  • B!