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【子供がだるそう・春】「やる気がない」じゃないんです。春の疲れと栄養バランスの整え方

春、新学期が始まってしばらく経つと、お子さんが「なんだかだるそう」「すぐにゴロゴロする」「遊びに誘っても乗ってこない」……そんな姿を見て、「うちの子、やる気がないのかしら?」と不安になっていませんか?実はこれ、幼児から小学生に非常に多い「春バテ」

新しい環境に適応しようとフルパワーで過ごした結果、ココロとカラダのガソリンが切れてしまっている状態なのです。産後、育児に奮闘するママも同じように疲れを感じているはず。この記事では、お子さんの「だるそう」を解消し、元気をチャージするための方法をお伝えします。

1. 「だるそう」の裏側に隠れた3つの正体

お子さんがだるさを感じるのは、怠慢ではなく生理的な理由があります。

  • 鉄分・ビタミンB群の不足: 急激な成長期と新生活のストレスが重なると、体内の鉄分やビタミンB群が大量に消費されます。これらが不足すると、脳や筋肉に酸素が行き渡らず、「慢性的なだるさ」を感じるようになります。
  • 「5月病」の幼児版: 4月の緊張が解け、連休を過ぎたあたりでドッと疲れが出るパターンです。精神的なエネルギーを使い果たし、防衛本能として「休みなさい」という指令が体に出ているのです。
  • 睡眠の質の低下: 日が長くなる春は、脳が覚醒しやすく、深い眠りが妨げられがち。寝ているつもりでも、朝からだるいのは「睡眠負債」が溜まっているサインです。

2. 元気を取り戻す「攻めの休息」と食生活

ただ休ませるだけでなく、エネルギーの源を補給しましょう。

  • 「鉄分」を一口から: 赤身の肉や魚、小松菜、あるいは鉄分強化されたチーズやヨーグルトなど、お子さんが食べやすいものから取り入れましょう。ビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップします。
  • 「パジャマの日」を作る: 週末のどちらかは、あえて習い事も外出もせず、一日中パジャマで過ごすような「完全オフ」の日を設けてみてください。脳の緊張がリセットされます。
  • 就寝前の「マインドフルネス・ハグ」: ギュッと抱きしめて「今日もお疲れ様。頑張ったね」と30秒伝えるだけで、オキシトシン(幸福ホルモン)が分泌され、翌日の活力に繋がります。

【体験談】春のだるさと向き合ったママたちの知恵

① 良かった体験(30代・年長ママ): 「だるそうな娘を無理に公園へ連れて行くのをやめ、家で一緒に粘土遊びに没頭。2日ほどゆっくりしたら、自分から『幼稚園行きたい!』と元気を取り戻しました。」

② 悪い体験(30代・小1ママ): 「『シャキッとしなさい!』と叱り続けていたら、学校で突然泣き出してしまったそう。心のガソリン切れに気づけず、追い詰めていたと反省。」

③ 良かった体験(20代・3歳児ママ): 「朝のバナナに、鉄分入りのシロップを少しかけるように。1ヶ月ほど続けたら、夕方のグズグズとだるそうな様子が落ち着いてきました。」

④ 悪い体験(40代・2児のママ): 「春は日が長いからと、就寝時間を遅くしてしまった。朝起きられない悪循環に陥り、結局、生活リズムを戻すのに1ヶ月かかりました。」

⑤ 良かった体験(30代・ママ): 「週末、あえて何も予定を入れない『ゴロゴロ日』を導入。親子で昼寝をたっぷりしたら、週明けの顔色が劇的に良くなりました。」

Q&A:子供のだるさ、どう対応する?

Q1. 好き嫌いが激しく、栄養バランスが心配です。
A. 無理に野菜を食べさせようとせず、鉄分強化のココアや、おやつ感覚で食べられるグミサプリなどを活用して、まずはベースの栄養を補いましょう。
Q2. 「学校(園)に行きたくない」と泣きます。だるさのせい?
A. 体がだるいと、心の壁も低くなります。まずは「体が疲れちゃったんだね」と認め、可能なら半日登園や遅刻登園でハードルを下げてあげましょう。
Q3. 昼寝をさせすぎると夜寝ません。どう調整すべき?
A. 春の疲れがある時は、15時までに30分〜1時間程度の「質の良い昼寝」を。夕方の寝落ちは夜の睡眠を妨げるので、早めの夕食・入浴で逃げ切りましょう。
Q4. 病院で相談したほうがいい「だるさ」の基準は?
A. 「顔色が常に白い」「階段の上り下りで息を切らす」「好きな遊びにも全く興味を示さない」場合は、貧血や他の疾患の可能性もあるため、小児科へ。
Q5. 外遊びはさせたほうがいい?
A. 本人が行きたがるなら15分程度の散歩を。太陽の光はセロトニンを作りますが、長時間の激しい運動は今の時期は逆効果になることもあります。

まとめ:ママへ。お子さんの「だらだら」は、明日への準備運動

「しっかり育てなきゃ」と思うあまり、だらだらしているお子さんを見るとイライラしてしまうこともありますよね。でも、その「だらだら」はお子さんの体が一生懸命に自分を守り、回復しようとしている証拠なんです。
具体的なアクションとして、「今日は夕飯をレトルトや手抜きメニューにして、浮いた時間でお子さんと一緒に15分だけ早めに布団に入る」。
ママが一緒に休むことで、お子さんの心は満たされます。ママ自身も、産後の体はまだ完全ではありません。お子さんと一緒に「春休み」のつもりで、ゆっくりペースを落として過ごしましょうね。

医療的信頼性と根拠:

国立成育医療研究センター:こどもの病気について

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