私は、第１子の育児中にヒヤッとする体験をしました。
子供がまだハイハイを始めた時のことですが、子供がおもちゃを飲み込んでしまったと思い込んでしまったのです。
私には、学生時代から仲良くしている友達がいて、その子は早くに結婚をして子供を産んでいました。
その友達がうちに遊びに来ていた時の事。
友達の子供はもう５歳なので、とてもしっかりしていました。
うちには、まだハイハイの子供しかいないので、おもちゃも大きな積み木とか、揺らすと音が出るような物しかありませんでした。
５歳ともなるとそんなおもちゃでは物足りないので、自分で持ってきたおもちゃで遊んでいました。
中には子供でも飲み込めそうな小さなおもちゃもあったので、小さなおもちゃはテーブルの上で遊んでもらっていました。
友達の子供は私の子供とも遊んでくれて、小さい子とも遊ぶなんて優しい子だなと感心していました。
私たちも久しぶりの再会だったので、話が盛り上がってとても楽しい時間を過ごしました。
そろそろ帰る時間になったので、みんなで片付けを始めました。
散らかっているおもちゃを片付けていると、友達の子供が「スタンプが１個ない！」と言い出しました。
「おかしいね～。」と言いながら、みんなでテーブルの下や部屋の中をよく探しましたが、なかなか見つかりません。
友達も「本当に持ってきたの？」と聞いていますが、子供も「たぶん持ってきた…」としか言いません。
友達に聞くと、そのスタンプはとても小さな物。
あまりにも見つからないので、「もしかしたら私の子供が食べたんじゃないか…。」と心配になってきました。
遊んでいる様子をずっと見ていたわけじゃないので、絶対に食べてないという自信はありませんでした。
そして友達と相談して、念のため病院に行くことに…友達には結果を伝えることにしました。
友達が何度も「ごめんね。」と謝るので、私も何となく申し訳ない気持ちになってしまいました。
病院に行って先生に話をすると、「もし食べていたとしたら多分うんちとして出てくると思いますが、念のためレントゲンを撮りますか？」と言ってくれたので、レントゲンを撮ることにしました。
不安になりながら結果を待っていたのを、今でも覚えています。
結果…「誤飲はしていないと思いますよ。」と言われ、レントゲンにも写りこむ物がなかったので安心しました。
友達も心配していると思い、そのあとすぐに電話をしました。
「良かった～！！」と友達も肩の荷が下りたようで、ほっとしていました。
それからしばらくすると友達から連絡があって、「スタンプが車のシートの下に落ちていた。」と聞きました。
この時も友達は何度も謝ってくるので、私は「大丈夫だから気にしないでね！！」と言いました。
そんなヒヤッと体験をした私たちは、今でも定期的に遊んでいます。
子供たちもとても元気がよく、いつも仲良く遊んでいます。
事前に防ぐことも大切ですが、子供には伸び伸び育ってほしいと思えるようになったので、今は見守るようにしています。