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怒らないで楽しむ育児法

子供との生活は思いもよらない事ばかり

小さな子供と言うのは、
いつどこで何をするか、わからないものです。

触らない様に、壊さない様に、
危なくない様になど、色々注意していても、
まさかと言う場所からおかしなものを取りだして
食べてしまうこともあるのです。

うちにいる息子は、
1歳の時、私が掃除機をかけている間に
キッチンに入りこんでしまいました。

いつもはキッチンとリビングを仕切りで閉じているのですが、
掃除機をかけた後だったので、
たまたま仕切りが開いた状態になっていたんです。

息子はそのすきを狙ってキッチンに入りこみ、
引き出しから大きな袋に入った鰹節をとりだしてしまったんです。

さらにその鰹節が、
息子にとってとても美味しそうに見えたのでしょう。
別の部屋に運んで食べようと思ったらしく、
隣の部屋の扉に手をかけたのです。

しかし、鰹節の袋の開け口を下向きにした状態で運んでいた為、
息子が気づいたときには、
鰹節の袋の中身が空っぽになっていました。

私は、大量にこぼれている鰹節をたどって、
ドアに手をかけている息子を見つけて、
ことの成り行きを知ったのでした。

それを見つけた時は、怒ると言うよりも、
あきれて笑ってしまいました。

そして、ガッカリしている息子の表情を写真におさめたのです。

一人では出来ない体験

育児をしていると、
急いでいたり、きちんとしようと思うと、
決して思い通りにはいかないため、苛立つことばかりです。

その鰹節も、せっかく掃除してキレイになった後に
そんな風に散らかされたのですから、
場合によっては本当苛立つ出来事だったかもしれません。

でも、いちいち怒っていると、
育児を楽しむことなんてできないと思うんです。

そしたら、毎日が苦しくて仕方なくなるでしょう。

ですから少しでも、
面白く、楽しく過ごすために、
どんなハプニングも写真に残してみるといいと思うんです。

嫌なことがあった時、
コノヤローと思ってしまった時、
「この子が大きくなったら、見せてやろう」
と言う気持ちで、写真に残します。

すると、苛立ちよりも、
息子がこの写真を見たとき、
大きくなった我が子はどの様な顔をするかな?
と想像し、楽しくなってきます。

この他にも、
洗濯機に使用済みのオムツを入れられたこともありました。

息子にとってはちょっとしたイタズラ心だったのでしょうが、
オムツを洗濯機に入れると大変なことになるんです。

ゼリー状になったオムツが小さく刻まれて、
全ての洗濯物に付着します。
ガムテープでも取れないので、
一粒一粒指で取り除かなければならないんです。

これもまた、勿論写真に残しました。
大変だったけれど、今思い返すと、楽しかったなーと思います。

子どもがいなければ絶対に起こるはずのなかったことが、
たくさん起こっていたのですから。
一人では出来ない経験をたくさんさせてもらいました。

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