35ナビ/産後ナビ 産後のママ応援団

3人の出産と子育て体験

少子化といわれつつも私の周りでは4・5人子育てしている方がいらしているので、3人も、なのか3人しか、なのか経験値が低いのか高いのかわかりませんが育児経験を書かせていただきます。
ごくたまに最初の子供でも出産も育児も楽だったという方もいますが、私にとっては初めての出産、おっぱいの上げ方、泣く赤ちゃんの対応、全てが未経験でとにかく大変でした。
生まれる前はみなさん幸せそうなご様子でベビーカーを押しているように見えましたが、実際は極度の睡眠不足・24時間、今まで通りの大人の会話のできない赤ちゃんとの生活でとても育児は大変なのだと初めて知りました。

出産前の母親学級では、赤ちゃんが生まれてくる課程、産後に必要なおむつの枚数、洋服など、を教えていただきましたが、出産中はとにかく痛くて今どのくらい子宮口が開いているか、赤ちゃんがどの辺にいるかなどは全く必要ないと感じましたし、生まれた後は赤ちゃんは泣くのが仕事、そのためにとにかく赤ちゃんと寄り添って過ごすしかなく、おむつの枚数などは出産経験者の実母任せだったので、母親学級ではもう少し現実に寄り添って教室をして欲しかったです。

そんな知識ゼロからの育児でしたので最初の2ヶ月くらいまで赤ちゃんと一緒に寝て、起きてとしていて、家事は最低限しかしていませんでした。その生活でしたので生活リズムも何もありませんでした。

ただ3ヶ月のときに赤ちゃんが尿路感染症になり、1週間母子ともに入院したのがきっかけで昼夜のリズムが出来ました。お恥ずかしいことですが、周囲に人がいたことでやっと生活リズムができた育児レベルでしたので、たった1人での育児は難しいと思い、近所の児童館に通い始めました。もちろん赤ちゃんは最初はただ寝ていたり寝返りをしたり、おっぱいを飲んだりだけでしたが、他の同じ年頃のお子さんを持つママ友と話すこと、また児童館に行くために生活リズムを整える、などをすることで気持ちも生活もとても助かりました。今でも当時のママ友は特別です。

2人目の出産はとても楽でした。2回目だからか子宮口が開くのも早く、切開もなかったので回復も早かったです。また、性格も比較的穏やかだったので上の子中心の生活リズムでした。ただ、上の子のための幼児クラブに行き始めると、上の子供と工作などするときに下の子を置いておくとまわりの子供がひっかいたり叩いたりするようになってきました。言い聞かせてもすぐに忘れるお年頃なので、幼児クラブに行くかどうかかなり迷いました。結果、赤ちゃんをおんぶして離れないようにするようにしました。その分、肩こり、腰痛がひどくなりました・・・。今では児童館に行っていたので、無理して幼児クラブに行かなくて良かったのでは、と思います。
3番目の子供は生まれた後は一番やはり大変でした。今思うとなぜそんな無理を?と考えることばかりです。1人では子育てできないのは確かです。でも他の人に合わせたり、意見を無理に取り入れる必要はまったくないと思います。産後直後、なぜか長男が4歳になったのだから音感のためにピアノを習わせるべき!という実母と妹の意見で産後1ヶ月すぐにピアノの教室を見学に行ったりしていました。流れでピアノ教室に入ることになり、1ヶ月・2歳・4歳の子供たちを連れて近所といえども30分のピアノ教室にいくのはとても大変でした。今思うとピアノは小学生からで十分でしたので、無理する必要はまったくありませんでした。
他の育児中のママさんたちを見ていてすごいっと思うのは送り迎えのときでも結構大きくなった子をおんぶしたりしていることです。3人とも家ではべったりなので一番下は当然おんぶで生活をほとんどしていました。なので首が回らなくなるとこや腰が痛くて立てなくなることもありました。そうならないためには外ではベビーカーでの移動が基本になりました。ベビーカー移動は心無い人に邪魔だ、とか言われることもよくありました。けれども、自転車に4人乗りしても余計なことを言う人はいました。何をしていても言う人は言う、というのでベビーカー移動を極力選択し、無理のない行動にしてしまいました。それによって付き合いが悪い、など言うママ友もいなかったのもとても幸いでした。幼稚園の送り迎え、買い物、公園、など必要なときだけベビーカー移動で、後は4人で穏やかに(たまに兄弟喧嘩でしたが)過ごすのが一番と感じました。

1人で育児はとても難しいのは実情で、色々な人に助けられて生活リズムを付けたり、育児の不満を言い合ってストレス解消したりと人との関わりはとても大事だと思います。けれども、無理なお付き合いや、合わない意見を取り入れる必要性は全くないと思うのが今の結論です。ただ、これは体力のない私の結論です。子供が小さくても外のイベントに行ってリフレッシュという方はどんどんお出かけした方がいいと思います!

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