私は二度の出産を経て、
現在5歳の娘、1歳の息子を育てている母親です。
産後しばらくは
体が本調子にならなくてしんどかったり、
ホルモンバランスが乱れているので
情緒不安定になったり、
赤ちゃんのお世話も過酷な時期になります。
そういった大変さに直面した時、
どうやって乗り越えていこうかと
毎日途方に暮れる人も多いのではないかと思います。
私もそのように感じた一人で、
一人目の時も二人目の時もですが、
赤ちゃんが産まれてから生後3ヶ月ぐらいまでは特に大変でした。
パパとママの違い
そんな時に気づいたのは、
母親と父親という立場の違いでした。
母親になった自分は
子どもから逃げることはできませんし、
どんな時でも向き合ってお世話をします。
でも父親である夫は良いとこどりではないですが、
赤ちゃんが泣き止まないと、
「ママお願い」
というように私に頼ってきましたし、
オムツ交換もできませんでしたし、
お世話はあまりせずに
子供がご機嫌で可愛い時だけ可愛がるといった感じでした。
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平日は仕事にも行っていますが、
育児の大変さを夫に話しても共感を得られるでもなく、
「母親だから仕方がないだろ」
など言われたり、
「母親に向いていない」
など言われて、かなり腹が立ちました。
そんな夫の言葉や気持ちのすれ違いから、
赤ちゃんを産んだ後の
夫に対する気持ちは大きく変化しました。
二人の赤ちゃんなのに、
父親の方は妊娠するでもなく、
出産するでもなく、
育児も母親にまかせて、
生活上の変化はあまりなく、
何て役得なのだろうと思いました。
自分なりの解決方法
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そんな気持ちを解決するために心がけた事としては、
イクメンという言葉がある世の中ですが、
多くの男性は同じようなものだと意識することでした。
やはりまだまだ子育ては母親まかせである人が多いですし、
夫だけではないと思うことで
ある程度仕方がないと考えるようにしました。
また、自分が手伝ってほしいことについて
夫にわかりやすく、
イライラせずに伝えるようにしました。
「掃除機をかけてきてほしい」
とお願いをして、
自分はその間に赤ちゃんの相手をしたりして、
夫が負担にならない範囲でできることをお願いしたり、
赤ちゃんのお世話に関しても
最初は二人で着替えをさせたり、
お風呂に入れたり、
オムツを替えたりしていました。
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そのうちに、
徐々に夫ができることも増えてきました。
我が家に限らず、
出産後に夫が役に立たないなと感じる女性は多いと思いますし、
それが夫婦のその後を左右するという
“産後クライシス”という状態になるようなのですが、
それを防ぐようにしていくことは
とても大事かな、と思いました。