帰省前の緊張感
私の実家は、飛行機で帰られなければならない遠方にあります。
飛行機代も高いので、実家への帰省は年に一度にしています。
帰省できる時期も限られてくるので、
飛行機の指定は数カ月前から取らざるを得ません。
そういうわけで実家帰省の前は、
とにかく子供が病気をしないように気を使います。
まずは1人目
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そんな中、実家帰省の3週間ほど前に、
上の4歳の娘がアデノウイルにかかりました。
高熱がしばらく続くという感染力の高い病気ですが、
今のところ特効薬はありません。
娘は40度の熱が5日間続きましたが、
熱が出ている間はほとんど食事もできず、
点滴をする為病院に通いました。
熱が下がってからも、なかなか体力が回復せず、
結局2週間ほど幼稚園を休みました。
それでも帰省の1週間前に幼稚園に行けたので、
何とか娘の方は大丈夫だと思いました。
一方で心配なのは2歳の弟の方でした。
アデノウイルスは潜伏期間が1週間ほどあるのですが、
お医者さんにも治ったころにうつると言われていました。
娘の熱が下がってから1週間たっても特に変化はなかったので、
大丈夫だ、と安心していたところ、
帰省の3日前に息子が39度の熱を出しました。
やっぱり不安が残る中
病院で検査をすると、アデノウイルスの陽性が出てしまい、
お医者さんも、帰省に関して良い顔をしませんでした。
しかし、発熱するのは夜だけで、
日中は微熱だけで済んでいたので、
最悪、飛行機に乗る前に解熱剤を使おうと覚悟を決めました。
予定を変えることも考えたのですが、
飛行機の早割は払い戻しが利かないので、
数万円プラスになります。
また滞在期間も長いので、
滞在している間に治るだろう、
飛行機に乗っている間だけ乗り切ればなんとかなる、
と自分を励ましていました。
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ところがなんと、
帰省の前日から息子の熱は全然上がりませんでした。
食欲もあり、帰省当日も全くの平熱だったのです。
お医者さんも、確かにアデノウイルスでも
「普通の風邪のような子もいるよ」と
言っていたことを思い出しました。
そういうわけで、息子は帰省してからも
実家で元気に過ごすことができました。
娘は熱が出て5日もほとんど食べなかったのに、
息子が食べなかったのは1食ぐらいです。
息子の食い意地にはすさまじいものがあり、
それなりにぽっちゃりしています。
このぽっちゃりのおかげで病気も、今回軽く済んだのかなと思います。
やはり普段からよく食べて体力をつけているだけのことはあるのですね。
息子は年齢上、飛行機でも泣くかなと心配していたのですが、
ついてすぐに寝てくれました。
この息子の神対応にはびっくりです。
同じ病気でも子供によって反応が大きく違うのだな、
と良い経験になりました。
病気に強くなるためにも普段からたくさん食べれる事は
とても大事なことなんですね。