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スクワットを頑張りすぎたせいで足底筋膜炎に?産後体験談

産後は生まれてきた赤ちゃんへ栄養たっぷりの母乳を与えるために蓄えてしまうという方が多いんです。

母乳

そこで今回は産後のダイエットでスクワットをしたけれど失敗してしまったという方の声をお届けします。

私は、完全母乳で我が子を育てました。母乳は粉ミルクと比べると消化されやすいので、我が子は母乳を飲んでも飲んでも、すぐにお腹をすかせて授乳を求めてきました。
授乳間隔は1時間おきと、かなりハイペースで、しかもこれが昼夜関係なく24時間続いていました。そのため私は、慢性的な睡眠不足と肩こりとに悩まされました。

 

それに加えて、大量の母乳を頻繁に与えていたわけですから、私の体は必然的に多くの栄養分を求めるようになりました。
母乳をたくさん作るためには、かなりの量の栄養分が必要となるのでしょう。私は空腹感を抑えきれずに、1日に5食分の食事をとっていました。
基本は3食プラス2回の間食なのですが、その間食が菓子パンやレトルトパスタなど、ちょっとしたランチと同じくらいのカロリーとなってしまっていたのです。

 

これだけ食べるわけですから、かなりのカロリーオーバーです。もちろん摂取したカロリーは母乳にも使われていたはずですが、余分なカロリーは私の体にどんどん蓄積していきました。そのため私の体重は、出産後約半年で7キロほど増えてしまったのです。

体重計にのって焦る女性

お腹はもちろん顔の形も、以前とは別人のように変わってしまったので、さすがに私は青くなりました。そこで屋内でもできるスクワットで、産後ダイエットをすることにしました。
本当はウォーキングや食事制限をしたかったのですが、それは当時の私には無理でした。ひっきりなしに母乳を与えなければならないので、外出自体できませんし、食欲を抑えることも困難です。
そのため、授乳の合間に行うことができるスクワットを選んだのです。

具体的には、まずは両足を肩幅ほどに開いて、お尻を膝の高さになるまで、ゆっくりと下げます。下げたら、今度はゆっくりと上げていき、完全に立ち上がらない程度の位置で止めるのです。
私はこのスクワットを、30回をワンセットとして、1日に5~10セット行いました。我が子が寝ている時や、料理を煮込んでいる時など、授乳していない上に手が空いている時に、積極的に行ったのです。

効果はてきめんで、むくんでいた体がどんどん引き締まっていきました。太ももとふくらはぎは特にしっかりと引き締まり、筋肉の隆起が夫よりも目立つようになったほどです。
嬉しいことに、ウエストと背中のたるみも減ってきました。スクワットは基本的には足腰を動かす運動ですが、これにより骨盤の形が整えられれば、体液がスムーズに循環するようになることで、全身にダイエット効果が出てくるのです。
明らかにスリムになってきたので、私は嬉しくて、ますます一生懸命スクワットをするようになりました。

ところが、ひとつ気になる点がありました。私は効率を良くするために、つま先立ちでスクワットをしていたのですが、その途中で時々、土踏まずが痛むことがあったのです。しかも、プチンという何かが切れるような衝撃も感じました。

一瞬の痛みと衝撃なので、あまり深刻にはとらえずにスクワットを続けていたのですが、3ヶ月ほど経過したある日、子供をおんぶして歩いている時に、いつもよりも強い痛みが走りました。しかも一瞬ではなく痛み続けましたし、翌日になっても翌々日になっても改善されないのです。むしろ痛みが強くなりましたし、特に朝の起床時に強く痛み、パッと立ち上がることもできなくなったくらいです。

ただごとではないと思った私は、外科を受診しました。すると、医師に足底筋膜炎と言われました。足の裏には細い糸のような筋肉がたくさんあるのですが、それが切れることで炎症を起こしたとのことでした。
スクワットの際に時々感じていたプチンという衝撃は、どうやら糸状の筋肉が1本ずつ切れた時のものだったようです。少なくとも50回くらいは衝撃を感じたと思うので、私の足の裏には、かなりのダメージが蓄積されていたのでしょう。ダイエット効果が出てきたからと、図に乗って頑張りすぎたツケが回ってきたわけです。

足底筋膜炎は、筋肉が修復されることで治ります。そしてそれには、半年ほどかかることが一般的だそうです。
しかもその間は、筋肉に新たなダメージを与えないよう、安静にしていなければなりません。当然、スクワットをするわけにはいきません。
つまり私は、ダイエットの手段を失ってしまったわけです。その後は、再び運動せずに食べてばかりの日々となりました。せっかく引き締まった体も、どんどん膨らみ、たるんでいきました。

こうして私の産後ダイエットは、失敗に終わったのです。しかしだからこそ、体に負担を与えるダイエットは良くないと改めて認識することができました。

その後は、我が子が卒乳するまではダイエットを休み、足の回復を待ちました。そして我が子が2歳になり、外を上手に歩くことができるようになってから、散歩がてらにウォーキングを始めました。
よちよち歩きに合わせるわけですから、ローペースです。そのため高いダイエット効果は出ないのですが、だからこそ体に無理をさせることなく、現在も続けることができています。おかげで、ゆっくりとですが、体は再び引き締まりつつあります。

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