マクロ管理法と言うダイエット方法は、非常にシンプルで効果が出やすいため、ダイエット大国のアメリカや、日本国内でもたくさんの筋トレ好きの方たちに愛用されているダイエット方法なのです。
最近では産後ダイエットに活用されるママさんも増えてきているようです。
ここでは、そのマクロ管理法のやり方や知っておきたい注意点などについて簡単にご紹介していきたいと思います。
マクロ管理法って何?
マクロ管理法のマクロは、マクロ栄養素のことを指しています。
マクロ栄養素は炭水化物、脂質、糖質この3つの3大栄養素のことです。
これら3つの栄養素の適切な摂取量を把握した上で、それに沿った食事をしていくだけです。
たったこれだけなので非常にシンプルです。
もちろん、運動をしたり、他の栄養素を意識したりするのも構わないのですが、マクロ管理法ではマクロ栄養素の摂取量だけにフォーカスした食事の見直しを行っていきます。
マクロ管理法のやり方
それでは早速、マクロ管理法の5つのステップについてお話ししていきます。
ステップ1
あなたの性別、身長、体重、年齢からあなたの基礎代謝量を把握します。
ステップ2
あなたの1日の活動量と、あなたの基礎代謝量を下にして、1日の消費カロリー数を把握します。
ステップ3
割り出した1日の消費カロリーを参考にして、あなたの1日の摂取カロリーを把握します。
ステップ4
あなたの1日の摂取カロリーの目安から、それぞれのマクロ栄養素を毎日何グラムずつ摂取していけば良いのかを把握する。
ステップ5
後は割り出したマクロ栄養素の目安を元にして、食事の管理を徹底していくだけです。
5つのステップがあるものの、最初にステップ4までの数字を把握してしまえば、後は食事の管理を徹底していくだけになります。
なお、ご自身で計算式をもとに必要な数字を割り出していくことも可能なのですが、もっと簡単な方法があります。
以下のリンクにアクセスして、そこであなたの性別、身長、体重、年齢等を入力するだけで、基礎代謝量やあなたに必要なマクロ栄養素の摂取量があっという間に出てきます。
↓こちらです↓
必要な数字を把握することができたら、後はそれに沿って食事をするだけ
先程のリンクから、あなたに必要なマクロ栄養素の摂取量や基礎代謝量などが把握できます。
それを把握することができたら、後はそれに沿って食事の見直しをしていくだけです。
これさえ徹底していれば、極端な話ですが1日に必要な摂取カロリーやマクロ栄養素などを寝る直前にまとめて食べても大丈夫ですし、食べる順番、食べる回数などを一切気にする必要ありません。
最初のうちは、この食べ物は何がどのくらい入っているんだろう。といったような部分があまりわからないため、カロリーや栄養の管理に煩わしさを感じるかもしれませんね。
ですが、大体食べるものは同じ種類に限られる方が多いと思いますし、「カロリースリム」と言うウェブサイトを活用すれば、それぞれの食材ごとにどのくらいの栄養が組まれているのかを知ることができます。
そういったものも、いちど覚えてしまえば大体頭に入ってしまいますので、継続していくうちに本能的に自分に必要な食事を手に取ることができるようになってくるでしょう。
マクロ管理法で知っておきたい注意点
通常の方がマクロ管理法を実践する上で注意したいポイントと言えば、とにかくあなたに合った摂取カロリーやマクロ栄養素の摂取量を徹底的に厳守することです。
このダイエット方法では、その他には特に縛りがないのでシンプルだと思いますが、ここが抜けてしまえば当然効果が出にくくなってしまいます。
また、出産後のダイエットでマクロ管理法を行う方もいらっしゃるのですが、基本的には母乳育児をされていないママさんにオススメです。
通常通りマクロ管理法を行っていれば、痩せることができますが、その他の栄養がある程度偏ってしまう可能性もありますので、赤ちゃんに栄養を与えなければいけない授乳中のママさんにはあまりお勧めはできません、
ただ、それでも授乳中にマクロ管理法を行い、安全に痩せていきたい。と言う内容であれば、赤ちゃんに必要な栄養素を十分に考慮したうえで、マクロ管理法を実践していきましょう。
授乳中なので、赤ちゃんに対して栄養素を分け与えることが最優先である事は絶対に忘れないでください。
そこさえしっかりと押さえておけば、授乳中は授乳と言う行為だけでも毎日1,000キロカロリー近くの消費が行われると言われています。
授乳とマクロ管理法をうまく融合させることができれば、出産後1年でしっかりと体型戻しが実現できるかもしれませんね！
マクロ管理法での成功は継続が絶対条件
マクロ管理法でもダイエットだけに限らないと思いますが、継続することが成功のための絶対条件です。
マクロ管理法は確かに最強の食べ方なのですが、あくまで健康的な体の状態を維持しながらも少しずつ痩せていくものです。
なので、継続期間が短ければそれだけ効果も出にくいですし、その食事を止めてしまえばまた元通りです。
たまにそういった部分を勘違いしてしまう方がいらっしゃるのですが、正しく継続すればきちんと期待に応えてくれるダイエット方法ですので、継続ありきで挑戦してみてはいかがでしょうか？