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体験談

子供の前で悪口はタブーだと痛感

「まだまだ子供だから、大人の言っていることを理解していないだろう。」
というのは本当に大人の勝手な考えで…。
実は、子供は本当に大人の言うこと、特に母親の言うことをよく聞いているものだと思います。

「子供の前では旦那や他人の悪口は言わないでおこう。」と固く誓ったものですが、どうしてもママ友や妹と会ったときに、旦那の悪口大会になってしまうものです。(笑)

私も産後の夫婦関係が上手くいかず、ママ友たちと話すことでストレスを発散させていました。

「子供の前ではしてはいけない。」と思いつつ…
どうしても話し始めるとヒートアップしてしまい、気が付いたらさっきまで向こうで遊んでいたはずの子供が、すぐっそばで私の話をじーっと聞いていたということが何度もありました。

その時は「まずい!」とは思ったのですが、まだまだ子供も2歳だし言っている意味もわかっていないだろう…と自分を納得させてストレス発散のために話を続けていました。

「旦那の実家ってあまり行きたくないよね~。」という話でかなり盛り上がった翌日のことです。

ちょうど用事があって旦那の実家に行ったのですが、そのときに子供が姑の前で「ママ行きたくないって~。」と楽しそうに話しているのです。

私は心の中で「ヤバイ!!何の話??」と、少し焦りました。

その後、ご飯を食べていたときに子供が「ママ…ばあばのご飯おいしくないね?」と聞いてきたのです。

私の血の気が一気に引きました。
そんな言葉が出てくるとは思っていなかったので、すぐに言葉を返すことができませんでした。
もちろん、姑が凍り付いていたのは言うまでもありません。

しかしここで「うちの味付けは濃いもんなあ。子供には辛いよなあ。」と舅が突っ込みを入れてくれたんです。

私は「助かった…。」と少しほっとしました。

それ以来、自分の言葉や話に責任を持つようになり、子供の前では絶対に悪口は言わないようになりました。
まだまだ子供だからと思っていても、子供は親が想像するよりもかなりのスピードで成長し、色んなことを吸収しています。

まだ意味がわからないだろうと甘くみていた自分を、今でも反省しています。

その凍り付く事件のあとは、しばらく旦那の実家に行くのをためらってしまうこともありましたが、距離ができてしまうのはとても申し訳ないので、気にしないようにして定期的に遊びに行っています。

そのおかげか…姑とは今でも仲良くさせてもらっています。

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