北海道在住、40代主婦です。
我が家では、娘が2歳7ヶ月の時に、母である私が「もうオムツを外そう!」と決意してトイレトレーニングに踏み切りました。
それまでも、2歳ころから補助便座を使ってトイレに座らせる練習をしてみましたが、トイレで用を足せたことはありませんでした。
「出そうなタイミングを見計らって連れていきましょう。」などと育児書などには書いてありますが、そもそもタイミングがわかりません。
トイレに10分くらい座らせてもまったく出ず、諦めてトイレを出たら5分後にはオムツが濡れていた…なんてこともしょっちゅうでした。
オムツを外そうと決意した時は8月。
次の4月には入園もひかえていたので、パンツ1枚でもおもらししても寒くない夏のうちにトレーニングを済ませてしまおうと思いました。
北海道の冬は寒すぎるので、パンツ1枚では過ごせないし、洗濯物が増えるのも面倒だったからです。
そして何より月に何千円もかかるおむつ代を無くしてしまいたい、という気持ちが強かったです。(笑)
初めはトレーニング用のオムツを使ってみましたが、子どもにとっては普通のオムツと何ら変わりなかったようで効果なし。
普通のパンツに切り替えてみましたが、娘は足元にできた水たまりをその場でじっと眺めるのみであまり反応なし。
それなら!と思い切ってパンツすら履かせずに過ごさせてみました。
娘にとっては快適だったようで、機嫌よく遊んでいました。
が、突然おしっこが出てしまったその時、娘はびっくりしたのか大号泣。
「大丈夫だよ。おしっこ出たね~。出そうになったらトイレに行こうね!」とおもらしを片付け、その後しばらくするともう一度おもらしをして、再び大号泣。
今度は効果がありすぎたのか、娘はおしっこを我慢してしまったようで、その後7時間もおしっこが出なくなってしまいました。
夜寝る直前に「痛い、痛い。」と言い出し、トイレに連れていったところ、泣きながら用を足して、初日は終了しました。
その日、「無理やりひどい事をしちゃったかな。」と思いながら私は寝ました。
次の日の朝、やはりおしっこは出ないまま。
娘は「痛い、痛い。」と言い続け、泣き続けます。
しきりに背中やお腹を指さしますが、この頃あまり言葉が出ていなかったこともあり、何がどう痛いのかわからず、私は本当に慌てました。
とりあえずかかりつけの小児科に連れていこうとオムツをはかせ車に乗せると、さっきまであんなに騒いでいたのがケロッと静かになり、機嫌よく独り言を喋っています。
どうやら、病気ではなさそうです。
病院へ向かうのをやめ、買い物を済ませようと店に降りたところ、また「痛い、痛い。」が始まりました。
そして、「ちー、出ちゃう~。」と泣きました。
「出てもいいよ、大丈夫だよ。」と抱っこをすると、無事に出たようで、その後はピタリと泣き止み、元気な様子に戻りました。
どうやら、何も履かないままおしっこが出たときにかなりの衝撃?恐怖?を感じたようで、おしっこを我慢するようになってしまったんだと思います。
そして尿意はあるのに出すことができず、その感覚を「痛い」という表現でしか表せなかったようです。
無理やりトイレトレーニングをしたことを再び反省し、一度オムツに戻しました。
でも娘は尿意を自覚することができるようになったらしく、オムツをしたままでも「ママ、ちー。」と言って、私に抱っこを求めてくるようになりました。
抱っこする安心して出すことができるようで、トレーニング2日目は私が便座代わりになったような1日でした。
3日目は「ちー。」と言ってきたときに、トイレに連れていきました。
便座に座って出すという感覚が怖いのか、初めの2回くらいは私にしがみつきながら、泣きながらのトイレとなりました。
そしてその日のうちにはトイレに行くことには慣れて、4日目には完璧にトイレで用を足せるようになりました。
娘の場合、おしっこのトレーニングだけのつもりでいましたが、同時にうんちの方もクリアしてしまいました。
強行突破したトイトレは良かったのか悪かったのか今でもわかりませんし、娘にはかなりのストレスを与えてしまった気もしますが、結果的に短期間で成功しました。
入園までにはかなりの余裕を持ってオムツを外すことができたので、ま~良かったかな…と思うようにしています。
子供のトイレトレーニングで知っておきたいタイミングやコツ
トイレトレーニングを始めるベストな時期は?
- 子供が自分自身で衣類やオムツを脱いだり履いたりすることができるようになった
- トイレに成功したことをきちんと言葉で伝えられるようになった
- 尿の間隔が2時間程度開くようになった
あとトイレトレーニング開始の平均年齢は、大体2歳後半から3歳になってからが多いようです。