にほんブログ村 子育てブログへ

記事内に広告を含む場合があります。

体験談

母乳育児は苦悩の連続!私がノイローゼから脱することができた理由

出産を控えた多くの女性は、自分が赤ちゃんを産んだら母乳で育てたい…と思っているのではないでしょうか。
私もそう思っていた1人です。むしろ、産まれたら自然に母乳が出てくるんでしょ?とかなり余裕で構えていたのです。
ところが、現実は甘くなかった!

母乳を飲む赤ちゃん
私の場合初産だったことに加え、出産時の出血が多かったせいもあり、なかなか母乳が思うように出てこなかったのです。
たくさんのウェブサイトを見て、母乳が出る方法を検索したり、母乳に良いと言われているハーブティーを数種類試しましたが、思うように母乳量が増えることはなく…泣き続ける赤ちゃんを見てとても辛い思いをしました。
ウェブ掲示板の中には意地悪なことを言う人もいて『無理に母乳で育てる必要は無い。ミルクだってあるし、母乳で育てたいと言うのは母親のエゴだ』などと言う人もたくさんいました。
しかし私は自分の子供を母乳で育てたいという思いをどうしても捨てきれず、赤ちゃんが寝ている時間はほとんど携帯で情報を検索することに費やし、産褥期の体を休めなければいけない期間をノイローゼのような状態で過ごしました。
そんな時夫が思いもよらぬことを私に言ってきたのです。
「授乳するときの姿勢を横抱きから縦抱きに変えてみたら?」
私はそれまで赤ちゃんに授乳する時は横抱きにして母乳を与えていました。それが産院で教わった授乳の方法だったからです。しかし赤ちゃんが深く乳首を加えることができず、うまく母乳を吸うことができていませんでした。
そもそも首の座っていない赤ちゃんを縦抱きで授乳するということが私には考えられなかったのです。
しかし私はわらにもすがる思いで赤ちゃんの首を支え始めて縦方向に抱っこして母乳をあげてみました。するといつもよりも赤ちゃんが乳首を深く咥えることができ、母乳を飲んでいるごっくんと言う音も聞こえてきたのです。
これは私にとって思いもよらぬ出来事でした。赤ちゃんが母乳をうまく飲めないのは私が出す母乳の量が足りないからだと思い込んでいたのですが、授乳の大切なポイントは、赤ちゃんに正しい姿勢で深く乳首をくわえさせることだったのです。
一般的に縦抱きの授乳は、赤ちゃんが乳首を深く咥えやすく、ひと口で飲める母乳の量が他の抱き方よりも多くなります。
これは後で私が見つけた助産師さんによる正しい授乳の方法を書いたウェブサイトでの記事を読んで分かったことです。

産後は母乳の為の水選びが重要!水道水の危険と安全な水
産後は母乳の為の水選びが重要!水道水の危険と安全な水

産後になっても水は赤ちゃんの母乳のためにはとても大事な要素です。水道水からミルクを作ったりする場合危険性や水の選び方を知っておくといいですよ。

続きを見る

それまで私は、母乳の分泌量を増やす方法ばかりを気にしていて、正しい授乳の姿勢については考えたことがありませんでした。
「授乳の回数を増やし赤ちゃんに母乳をたくさん飲ませることで、母親の哺乳分泌量を増やすことが1番大切」とどのサイトにも書いてありました。そのため1日中赤ちゃんを抱っこしておっぱいを加えさせ続け、少しでも多く母乳を飲ませようとしていたのですが、赤ちゃんも私も疲れ切ってしまいうまくいっていなかったのです。
私には「効率的に」赤ちゃんに母乳を飲ませると言う考えが抜けていました。それを教えてくれたのが夫だったのです。
それ以降赤ちゃんが1回の授乳で満足してくれることが増え、粉ミルクをあげなくても寝てくれることが増えました。以前には考えられなかったことです。
そして生後5ヶ月以降は、粉ミルクをあげなくても体重は順調に増え続けました。
あの時、「縦抱きで授乳してみたら?」と夫が言ってくれなければこの状況はなかったでしょう。
この言葉が私を授乳ノイローゼから救ってくれたのです。

産後にだれでも困る授乳と夜泣き|わたしが覚えたコツと体験談 - 産後ラボ ママのための応援団
産後にだれでも困る授乳と夜泣き|わたしが覚えたコツと体験談 - 産後ラボ ママのための応援団

今回は、改めて産後に困ったこと体験談シリーズということで一緒に見て行きたいと思います。今回のテーマは『授乳のコツ』と『夜泣きの対処法』です。 子育てに付きものの悩みは授乳と夜泣き 授乳のコツや夜泣きの ...

続きを見る

関連ページと広告



-体験談

© 2024 産後ナビ│35ナビ頑張れママさん