産後というのは体の回復をしなければいけないので多くの栄養を摂取する必要があります。 その位出産というものは体にダメージが残り、ママさんの体を休めつつも多くの栄養で回復させる必要があるんです。
さらに授乳中になると赤ちゃんのための母乳を作るために、より健康的な食事をしなければなりません。
やはりその中で特に意識的にでも食べた方がいいものは野菜になります。そんな野菜の中で今回取り上げたいのは玉ねぎになります。
玉ねぎを授乳中に食べても大丈夫なのか、また玉ねぎを食べる際の注意点やどんなレシピで食べた方がいいかなどといったところまで探っていきたいと思います。
産後にタマネギを食べるのは〇×?
カレーを作る際にコクやうまみを増すために飴色玉ねぎを作って加えるなんて女子力高いアピールを考えたことがあるあなた!
わたしと一緒ですw
その一方で余りきれない包丁を使っていると玉ねぎは涙なしには細かくできません!だからあまりたまねぎを料理したくないと考えちゃうのはもったいないですよ!!
産後にタマネギを食べても大丈夫なの?
結論から言ってしまえば、授乳中でもたまねぎは食べても大丈夫です。
玉ねぎは多くの料理で使うことになり、血液サラサラ効果も期待できるということでむしろ進んで食べたほうがいい食材とも言えるでしょう。
血液サラサラ効果だけではなく、抗酸化作用などこの次の項目でも説明しますが、
玉ねぎは多くの優れた効果を持つおすすめの食材でもあるんですね。
たまねぎにはどんな栄養があってどんな効果があるの?
たまねぎに対してどのようなイメージがあるでしょうか。
多くの方は血液をサラサラにしてくれる働きやダイエットにも効果的などという大まかなイメージではないでしょうか。
普通の生活をしていてなかなかタマネギの栄養をしっかりと考える機会は少ないのでしょうがないので、今回は少し一緒に考えてみましょう。
たまねぎの栄養を考える際に特に注目されているのは
ケルセチン
硫化アリル
の2つです。他の栄養価に関しては確かにミネラルやビタミンなどが入っているのですが、他の野菜(緑黄色野菜など)に比べると多いわけではないのですが、ケルセチンと硫化アリルの2つだけは注目したい栄養素でもあるんです。
また今回は詳しく説明することはないのですが、むくみに効果的だと言われているカリウムもタマネギには多く含まれているんですね。
ケルセチン
ケルセチンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用をもち、血液の血管を丈夫にしてさらにしなやかにもしてくれる働きを持ちます。そのうえ悪玉コレステロールを減少させたり、脂肪の吸収を抑えるという働きも持ち合わせているんです。
みなさんのなかでタマネギの健康イメージでもある血液サラサラ、ダイエットにいいという印象はこのケルセチンが大きな役割をはたしているからなんですね。
硫化アリル
硫化アリルというとちょっと聞いたことがないとか、科学の時間に出てきそうなネーミングだなとか難しそうな印象を持つかもしれませんねw
しかし、タマネギを切る際に目が痛くなったり、涙が出ちゃう、生で食べる際に辛みだったりネギ臭さの原因はこの硫化アリルがほとんどなんです!
こう説明すると硫化アリルってなければいいのにと思うかもしれませんねw
この栄養素は血液サラサラにしてくれる働きがあって、血圧を下げたり、動脈硬化の予防や脳卒中、心筋梗塞の予防としても注目されている栄養素なんです。
授乳中にタマネギを食べる際の注意点
- 食べ過ぎは注意
- タマネギの保管方法
- 食中毒に注意する
食べ過ぎは注意
食べ過ぎはよくないですよね。昔わたしの友人がダイエットに1日キャベツだけの日とか、タマネギだけの日とか極端なダイエットをやっていたのですが、やはり栄養はバランスよくが基本です!
特に産後のママさんの身体は回復や母乳のための栄養など、通常よりも食事内容でも栄養バランスに気を付けるべき時期でもあります。
また、タマネギやニラ、ニンニクなど強い香りを発する食材は一時的にでも母乳に風味が移行する可能性があると言われています。
例え栄養的に一緒でも、その風味で赤ちゃんが母乳を飲むことを戸惑う可能性もあるのでやはり食べ過ぎはよくないんです。
タマネギの保管方法
みなさんはタマネギをどのように保管していますか?
通常スーパーなどで販売されているネットに入ったような玉ねぎは、皆さんの家庭の保管できるような場所においていると思いますが、基本的には低温で風通しがいいところでの保管がベストといわれています。
これは冬の時期において、暖房をつけているような部屋だと傷みやすくなるため注意が必要です。ベランダや暖房をつけていないところでネットでつるしたり、新聞紙にくるんでおくといいですよ。
またタマネギの中でも新玉ねぎは冷蔵庫で1週間くらいの保存が可能ですが、たまねぎの首の部分から順に痛みやすいためなるべく早めに料理に使ってあげてください。
食中毒に注意する
サラダなどでタマネギを生で食べる場合は食中毒に注意してください。タマネギ自体には食中毒の菌はなかなか繁殖しなくても、料理の際に調理器具や洗っていない手などを介して食中毒の原因菌が付着する場合があり、新玉ねぎやアーリーレッドなどの品種で生食する場合は要注意です。
授乳中にママさんが食中毒にかかってしまった場合、下痢やおう吐などの食中毒の症状によって体の水分が不足すると母乳が出にくくなったり、育児が困難になることが考えられるのでしっかりと手洗いなどをするようにしましょう。
タマネギを使ったおすすめレシピ
玉ねぎは様々な料理に使うことができ、そのジャンルも広く使い勝手のいい食材でもあります。
しかし、産後は育児や家事に追われ料理に時間を使えない方も多いでしょう。
かといって栄養バランスの整った料理はママさんの身体の回復や質のいい母乳のためにも必要です。
なのでここでは効率的にタマネギの栄養を摂取できたり、手軽な玉ねぎのレシピを少し紹介したいと思います。
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たっぷりとタマネギを使えるし、老若男女好きな方の多い料理の一つであるハンバーグもいいですよね♪
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