血圧測定 高血圧に注意

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健康

産後に血圧が高くなった!原因や治療法・対策は?

妊娠中に高血圧症候群になったけど産後になったら治るって言われていたのに産後も良くならない・・・
また、妊娠中は普通だったのに産後になってから急に高血圧になったり低血圧になってしまったりといった方もおられます。

そこで今回は、健康状態のバロメーターでもある血圧が産後に急に低血圧になったり高血圧になったり
もしくは妊娠中の高血圧症候群をそのまま引きずってしまったりといったような悩みについて詳しく一緒に見ていきたいと思います。

産後に急に高血圧になったりするの?

産後の育児中に、1ヵ月などの検診で高血圧を指摘されて不安になってしまう方もたくさんおられます。


この3期の血圧については、大きく分けて二通りの方がおられます。冒頭でもご紹介した通り、
妊娠中の高血圧症候群がそのまま産後になっても治まらないという方、そして妊娠中には正常な数値だったのに産後になって急に高血圧になるという方がいます。

ですが、妊娠中の高血圧症候群については産後も平均すると12週目位まで(およそ3ヶ月)までは高血圧の症状を引きずってしまうと言われています。
ですので実際に体調があまりにも悪くてどうしようもないという場合にも、かかりつけの産婦人科に相談をしにいきましょう。

また、妊娠中の血圧には異常がなく、産後に突然高血圧になる方の場合は、まだ原因がはっきりとわかっていないのですが、
一番の原因として考えられるのは体の回復が順調に進んでいない可能性が考えられます。
また産後の授乳中には、母乳を体の中で作るために体内の水分が不足しやすくなります。
そうなると血液の粘度が上がって、高血圧になるということも考えられます。
この場合は、水分補給と鉄分、葉酸、ビタミンB12の摂取を心がけることで改善されるケースが多いようです。

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産後の高血圧の原因は?

高血圧の原因は、一般的に塩分の取りすぎや先ほどご紹介した通り体の水分が不足して
血液の粘度が上がってしまったことによる血流の滞りや鈍化、またその他には、自律神経の乱れやホルモンバランスによるものも考えられます。

産後の育児中は、授乳間隔の短さやお産による体のダメージが完全に回復しきっていないということなど、
様々な体調不良につながる布石が隠されています。

赤ちゃんの可愛い顔を見ている間は、気が張っていて頑張れるかもしれませんが、
くれぐれもしっかりとした栄養補給と塩分を摂りすぎないこと。
そしてもし塩分を摂りすぎていたとしても、野菜を中心とした栄養バランスがしっかりとれる
食生活でカリウムを摂取することなどで快方に向かうケースが多いんですね。

産後の高血圧の症状は?

産後の高血圧の症状は次のようなものになります。

  • 動悸
  • 頭痛
  • 胸の痛み
  • 顔のほてり
  • めまい
  • むくみ
  • 手足の痛み・しびれ
  • 夜間の頻尿
  • 呼吸困難
  • 耳鳴り

これらの症状が主な産後の高血圧の症状と言われています。
ただし、自分自身が本当に高血圧かどうかを判断するためには血圧測定器を使用して血圧を測ることが大切です。
なぜなら、血圧値の状況によってそのような治療を行うのかが変わってくるため正確な血圧値を知ることで現状把握をしなければならないからです。

高血圧の目安は、心臓のポンプが収縮しているときの最高血圧が140以上。
そして心臓ポンプが拡張している低血圧の状態で90以上とされています。

最高血圧が160以上と。最低血圧が100以上の状態で中度高血圧。
上が180以上、下が110以上の状態だと重度高血圧とされています。

近所の病院でも、血圧計は無料で使うことができますし、場所によっては市役所や区役所など公共の場所でも血圧計を設置しているところもありますので、
少しでも体調がおかしいと感じる場合は、健康管理のためにもこまめに血圧を測るようにしましょう。
また、血圧が正常値の範囲内に収まっている場合でも血圧は1日中安定しているものではありません。
ホルモンバランスや自律神経の乱れ等による精神的な部分も関係してくる高血圧の症状の場合は血圧計で測った時だけ正常値になってしまう「仮面高血圧」という症状であることも考えられます。

やはり、先ほどご紹介した症状や身体の不調を感じているときは、まずは旦那さんに相談をして、そして育児も家事も率先してやってもらえるような話し合いと協力関係を築いていけるようにしましょう。

産後の高血圧の治療は?

産後の高血圧の治療は、先ほどご紹介した中度高血圧のケースと重度高血圧の場合で変わってきます。
ただし、どちらにしても症状だけでは中度高血圧と重度高血圧の判別が難しく、
また血圧は一日中安定しているものではないため、随時血圧測定を行うことが大切になります。

血圧計と管理表と錠剤

また、産後の高血圧は母乳育児をされている方と、
ミルクで授乳されている方の場合は使用できる薬が違います。

母乳育児をされている方の場合は、降圧剤を使うことができないため次のような対策で改善をして行くことになります。

  • 食事で血糖値の上昇を予防
  • 塩分を減らした薄い味付けの食事
  • 自律神経の乱れを整えるための休息
  • 産後の身体の回復のための栄養補給

このような高血圧を改善を改善するための対策をできる限り実践して行くことになります。
高血圧は生活習慣病に直結する兆候です。
ママが病気になれば、その影響を受けるのは赤ちゃんですし、旦那さまもにも負担が増えてしまいます。
それに、高血圧が慢性化してしまうと、何より体調不良で苦しむのは自分ですから、できる限りの対策を実践して産後の高血圧を改善して行きましょう。

産後の高血圧の再発防止はどうすればいい?

産後の高血圧の治療はミルク授乳を行っている方の場合降圧剤を使用することが多いようです。
ですが、降圧剤と言うのはその分だけ、血圧が正常値に戻るのに時間がかかってしまうリスクもあります。
そのくらい降圧剤と言うのは血管を拡張させる力があるため効き目が強力なんです。

できることならやはり自然な方法で、生活習慣や食事による高血圧の改善法を行って高血圧を改善していくと同時に、

その習慣自体が高血圧の予防になるという形で対策できるのが一番良い方法ではないかと思います。

薬はあくまでも薬」ということを最優先に考えて自分の健康をちゃんと維持することが
赤ちゃんの幸せや笑顔につながるそして自分自身も幸せになるということを考えて見直していきましょう。

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