我が家は現在、5歳の娘と3歳の息子の育児に奮闘中です。
それぞれ性格も違いますし、いつも予想外の動きをするので、日々悪戦苦闘の毎日。
でも楽しんで子育てしています。
そんな愉快な子供達がこれまで起こした数ある事件の中でも、おもしろおかしい事件を1つご紹介したいと思います。
私の娘は、昔からちょっとした悩みがあります。
それは便秘体質ということです。
離乳食を食べ始めてから徐々に便の回数が減っていき、1週間に1回しかお通じが来ないという超便秘体質となってしまいました。
私たち夫婦は、快便体質の為、便秘の辛さも治し方もわかりません。
ネットで調べたり、知り合いに聞いたりして便秘改善に効果がありそうなことは色々と試してみました。
お腹を「の」の字を書くようなマッサージをしてみたり、ホットミルクを飲ませたり、食物繊維豊富な野菜や果物を与えたりと色々な事を試してみましたがあまり効果がない状態です。
実際に、便秘による問題もかなりありました。
まず、排便の際の痛みです。
かなり便が固いようで、便意をあるとあまりの痛さから突然泣き出します。
トイレの中から泣き声といきむ声が聞こえて来るのが毎日の日課となっています。
さらに、便秘が原因で体調不良となることもありました。
生まれた時から風邪すら引いたことなく健康体でしたが、ある日突然高熱が出て嘔吐したことがありました。
「ただ事ではない!」と思い、救急外来へ連れて行ったところ、便秘による体調不良とのことでした。
その時は座薬を入れて事なきを得ました。
そして、そんな便秘体質の娘がある日、おもしろ事件を引き起こしました。
その日もいつもと同様に、出産するのではないかと思わせるような叫び声をあげながらトイレで奮闘していました。
無事に用を足すことができた報告があったので確認するとこれまでに見たことのない大きさの便がありました。
毎回かなり溜まっている状態なので、一度に出る量は毎回大きい傾向があるのですが、この日は特に大きいものでした。
そのまま流そうとレバーを傾けた次の瞬間、トイレの中で変な音が聞こえ、瞬く間にトイレ内の水位が上昇してきました。
そう…詰まってしまったのです。
大人の便でも詰まったことなどなかった為、どうしていいかも分からずとにかくラバーカップ(スッポン)を購入し、必死に直そうと試みました。
しかし全く改善は見られず、困り果てて業者に連絡しました。
業者に事情を話すと便器をバラしてくれて詰まった便を取り出してくれました。
その便を見た業者はこの大きさだと詰まる傾向がある為、流す前に割り箸などで割って下さいというアドバイスをしてくれました。
娘が出した便ですが、私だと思われているのかな…と考えると恥ずかしかったです。
当時はしばらくトイレが使えない状況と臨時出費があったことでピリピリムードでしたが、今となってはいい笑い話です。
今では便を流す前には大きさチェックはかかせません。