哺乳瓶でミルクを飲む赤ちゃん

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体験談 育児

思ってた幸せ授乳タイムじゃない!

初めての授乳タイム

出産後、
まず一番気になるのは授乳のことだと思います。

母乳が出るか、
ミルクにするか、
果たしてちゃんと飲んでくれるか、
足りているのか…

など新米ママは悩みが尽きません。

31歳で初めて出産したときの話です。

母乳の出が悪く、
母乳とミルクの混合にしていましたが、
本当に母乳は微々たるものだったので、
だんだんミルクの率が高くなり、
4ヶ月くらいには完全ミルクになりました。

母乳育児にこだわっていなかったので、
それは別に良かったのですが、
問題は赤ちゃんのミルクの飲み方でした。

幸せな授乳中の赤ちゃん

幸せタイムの予定が…

育児書や助産師さんからの指導では

「抱っこしながら目を見て授乳をし、
 飲み終わったら立て抱きにしてゲップをさせる」

というのが一般的だと思います。

しかし我が子は、
なぜか授乳中手足をバタバタ、
しかも

「ウオウオウオウ!」

と声を発しながら怒り飲み。
そして2~3分もすれば激怒し、
抱っこをすると、
まるでオヤジのような特大ゲップをします。

そして、
当然まだ足りないので続きを飲み、
そして2~3分おきに特大ゲップという有様でした。

とてもじゃないけど
ゆっくり顔を見て話しかけながら、
幸せな授乳タイムという訳にはいきません。

20分程度の授乳時間は
とにかくバタバタと忙しい戦争のようでした。

布団でごろんしてミルクを飲む赤ちゃん

そのうち抱っこの姿勢ではなく、
布団の上に寝かせて授乳するという方法の方が、
手足のバタバタは少なく、
落ち着いて飲んでくれることを発見しました。

しかし2~3分おきのゲップは変わりありません。

空気を吸いすぎてしまうのか、
哺乳瓶が合わないのか…
といろいろ試してみましたが、
やはり効果はありませんでした。

外ではやめてー!

授乳室

家での授乳ならまだ良かったのですが、
外出先で授乳室などを使うときは、
ゆったりと授乳しているママたちの最中で、
そのあまりの騒々しさに
「何事!?」
という注目を浴びていました。

「授乳は母子の重要なコミュニケーション時間である」

と書いていある育児書も多い中、
これで良いのか…
と悩んだ時期もあり、
保育士である知人に相談してみました。

そうしたらあっけらかんと

「本当にいろんな子がいるから、
 その子とママが一番やりやすい方法が正解だよ。
 保育園でも布団に寝て飲む姿勢が好きな子もいるよ」

ということで安心し、
飲み方以外は成長も標準だったので
気にしないことにしました。

その怒り飲みと特大ゲップは
寝返りのできるようになった7ヵ月まで続きました。

幸せそうに微笑み、
赤ちゃんとママが見つめ合いながら
ゆったりと授乳している、
そんな風景はついに1度も経験できなかったもので、
今でも憧れとしてあります。

しかし子どもが幼稚園児となった今では、
あのとんでもなく騒々しい授乳タイムも
自分だけの特別な、
ちょっと笑える思い出です。

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