生まれたばかりの赤ちゃんとお兄ちゃん

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体験談 育児

産後の上の子の抱っこはいつから?負担を掛けないコツ

産後に上の子を抱っこしたい!

2人目の産前から長い間我慢させ続けてきた上の子を
思いっきり抱っこして甘えさせてあげたいと思うのは当然です。

しかしながら、産後の身体は無理は禁物です。

そこで、このページでは
『産後に上の子とのコミュニケーション』を一緒に考えて行きたいと思います。

・上の子を抱っこできるのはいつから?
・赤ちゃんのお世話中に抱っこをせがまれたら?
・上の子が赤ちゃん返りをした時の対応
・上の子を抱っこの腰痛や肩コリを軽減するコツ
・まとめ|管理人の体験談

これらの内容で、2人目を出産するママさんと一緒に考えて行きたいと思います。

ママと子供

産後に上の子を抱っこできるのはいつから?

産後の身体は決して無理をしてはいけないと言われています。

しかしながら、産前から何かと我慢させてきた上の子を抱っこしてあげたい!
と思うのは当然です。

基本的に、お産直後でも特別に痛みがなければ上の子を抱っこする事は出来ます。

ただし、帝王切開や会陰裂傷などで傷がまだ塞がっていない状態で痛みがあるなら、
入院中のママのベッドで『添い寝をする』など身体に負担が掛からない方法で、
出来る限りコミュニケーションを取ってあげて下さい。

助産師さんも、お産が終わったばかりの身体でも、
痛みさえ特別になければ、上の子を抱っこしてあげて下さい。
と指導しているケースが多いんですよ。

また、『ちょっと痛いくらいなら我慢できるから上の子を抱っこしたいし、実際にしていた』
というママさんが多いんです。

繰り返しになりますが、産前に安定期や後期で
『本当なら思いっきり甘えたい気持ちを我慢していたかわいい上の子』
ですから、出来る限りの方法で甘えさせてあげて下さいね。

後ろから子供を抱きしめるママ

赤ちゃんのお世話中に抱っこをせがまれたら?

赤ちゃんのお世話中に抱っこをせがまれるというのは
『赤ちゃん返りの兆候』です。

上の子はもう3歳だから分かってくれるだろう・・・
という期待はママさんの都合です。

下の子をお世話している最中に抱っこをせがむのは

・ひょっとしたら自分に愛情がなくなってしまったのかも
・本当はパパではなくママに甘えたいのに・・・
・ママ。こっちに僕(わたし)がいるよ。こっち向いてよ・・・

という気持ちの表れです。

『3つごの魂は百までも』という言葉はご存じでしょうか。

この『3つごの魂は百までも』という言葉は、
1歳~3歳までの情操教育がとても大切という意味の言葉なんだそうです。

次に、もし上の子が赤ちゃん返りをしてしまった時の対応について
一緒に見て行きたいと思います。

二人の子供とママ

上の子が赤ちゃん返り!その対応は

先ほど、下の子をお世話している最中に上の子に抱っこをせがまれた場合は
『赤ちゃん返りの兆候』と書きました。

こういった赤ちゃん返りの兆候が表れ始めたら、
下の子のお世話を3回に2回は中断してでも、
上の子を抱っこして甘えさせてあげて下さい。

そして、寂しかったの?ママがこの子に夢中になっていてゴメンね。
と優しく謝ってあげて納得させてあげましょう。

この時期に母親からの愛情に飢えてしまうと、
後々に母親の自分が後悔する事になりかねません。

この時期の、『上の子の赤ちゃん返り』の対応について、
後ほどのまとめで管理人のわたしの経験談がありますので、
良かったら参考にしてみて下さい。

では、産後の上の子の抱っこで肩コリにならないコツを一緒に見てみましょう。

産後の上の子の抱っこで肩コリにならないコツ

お産直後の身体の状態では、
なかなか思う通りに上の子を抱っこしてあげる事は出来ません。

ですが、そんな場合は『添い寝』や『絵本の読み聞かせ』など
してあげるのも良い方法です。

しかしながら、産後少し時間が経って、身体の回復も目処が立って来たら
『やっぱり上の子を抱っこしてあげたくなる』のは当然です。

すでに赤ちゃんと呼べる大きさではない上の子を抱っこするのは
なかなか大変ですよね。

そこで、上の子を抱っこしながら、
骨盤矯正にも一役買ってくれる抱っこのコツがあります。

それは、骨盤の開きを矯正する『足の裏をぴったりくっつけたあぐらのような座り方』で、
その上に上の子を抱っこするように座らせてあげるんです。

産後すぐに骨盤矯正を行う事が大切ですが、
上の子も構ってあげなければいけない状態では、
骨盤ベルトを締めているくらいしか出来ませんよね。

整骨院やカイロプラクティックなどの整体には行く事が出来ません。

なので、先ほどの座り方をして、
脚を広げる重石代わりに上の子を抱っこしてあげるんです。

足裏をくっつけた状態で脚を組んでいるわけではないので、
厳密にはあぐらではないのですが、
この座り方で脚の付け根から骨盤の靭帯を締める方向に向かって力が加わるようにする事が出来るので、
骨盤が広がっている産後のママさんに有効な座り方のひとつです。
また、この座り方をする時は、
出来る限り両膝を床にくっつけるように脚を広げてくっつけた足裏も
出来るだけ身体に近づけてあげるようにする事で、
前述のような骨盤を引き締める方向の力になります。

ただし、すでに恥骨痛や股関節痛などがあり、
痛みが強い方は無理は禁物です。

無理に両膝を床にくっつけたり、足裏の合わせ目を身体に近づけたりせずに、
少しずつ様子を見ながら関節の可動域を広げてあげるようにする事で
骨盤矯正の効果が期待出来ますよ。

骨盤矯正ができると、
上の子を抱き上げる時にも腰痛や肩コリの軽減に役立ちます。

上の子を自分のあぐらの上に座らせて後ろから肩を抱いてあげると、
それだけで上の子は安心感があります。

また、この座り方をする時に
『ママが腰が痛いの。ちょっと助けて欲しいんだ♪』と言って
協力してもらうようにしてみて下さい。

協力してくれたら
『腰が楽になったよ♪あなたが助けてくれるからママは安心出来るんだよ。ありがとう♪』
と言って褒めてあげて下さいね。

それだけで、
ママが苦しい時や大変な時は自分が助けてあげるんだ!
という気持ちが湧いてくるようになりますよ♪

まとめ|管理人の経験談

産後に上の子を抱っこして甘えさせてあげるのは
大変かも知れません。

ですが、痛みが酷くならない程度に、
できる範囲で添い寝や抱っこで甘えさせてあげて下さい。

  • 上の子の情操教育は3歳までが大切
  • 僕(わたし)がママを助けてあげるんだ!という自主性を育てる
  • 赤ちゃん返りをした場合は下の子のお世話を中断してでも甘えさせる
  • 骨盤矯正に役立つ“あぐら風”の座り方
  • 常に『ありがとう♪』を言ってあげる事で上の子の成長のチャンスに

これらのコツはあくまでもただのアイデアと提案でしかありませんが、
もし良かったら産後の上の子とのコミュニケーションに役立ててみて下さい。

手をつなぐ親子

管理人の経験談

実は、管理人のわたしも上の子が2歳になったばかりで下の子を妊娠して、
なかなか上の子を思ったように構ってあげられず、下の子の産後にとても大変でした。
(今は下の子もすでに5歳です)

下の子が生まれたばかりの時点では、まだ上の子も2歳9ヶ月だったので、
『もう3歳なんだから分かってくれるはず』と勝手に解釈して
下の子優先にしてしまったせいもあったと思います。

今では、パパになついてどこに行くにもパパと手をつないでいます。
(寂しいのはわたしです)

こんな状況をママ友に見破られて、厳しい指摘を受けて泣いてしまった事があります。
(しかも近所のモスバーガーの店内でした)

話がわたしの個人的な愚痴にそれてしまいましたが、
3歳頃の情操教育というのがとても大切なんだよ。と言われて今でも後悔しています。
(上の子には本当に申し訳ない事をしました)

後悔は先には立ちません。

わたしの経験談を挟んでしまって申し訳ありませんが、
こんなバカもいるんだと反面教師にして頂ければ幸いです。

 

上の子の赤ちゃん返りを防ぐ魔法の言葉

肩書的にはお兄ちゃん、もしくはお姉ちゃんになった上の子も、まだまだ小さな子供であれば、立場関係なしにママに甘えたいものです。
ママからすれば、愛する子供に甘えられる事は必ずしも嫌なことではありませんが、下の子の育児と上の子の対応をいっぺんに迫られると、どうしたら良いか分からず、次第にそれがストレスとなってしまうこともあるでしょう。
ただ、これからお伝えするある魔法の言葉を使うと、このような悪循環を防げるかもしれません♪
その魔法の言葉が「下の子のお世話をする前に必ず上の子に一声かけてあげる」です。そしてもう一つ加えるならば、日常の心の中で下の子が上の子のことを大好きだと言うことを、ママが伝えてあげると言うことです。
では、下の子のお世話の前に上の子に一声かけると言う点ですが、例えるとこのような感じです。
「〇〇ちゃん(上の子)、赤ちゃん泣いちゃったね。もしかしたらお腹が空いておっぱいが欲しいのかもしれないから、先に赤ちゃんにおっぱいをあげていいかな?」といった具合です。そして、自分と下の子のコミニケーションを隣で見届けてくれてる上の子に対して、「〇〇ちゃん(下の子)は、〇〇ちゃん(上の子)のことが大好きなんだってよ〜」と言ったように、上の子が聞いて喜ぶフレーズを伝えてあげます。
言葉を理解できるようになった歳の子であれば、状況を丁寧に説明してあげればきっと理解してくれるはずです。そして、自分が赤ちゃんにとって必要な存在であることを上の子に認識させてあげるのです。
私たち大人だって、誰かから好かれていることを第三者から聞かされらば、誰だって悪い気はしませんよね。それは上の子だって同じです。
このように、魔法の言葉を使ってあげることで、上の子に寂しい思いをさせず、親子間の良い関係を築くことがきっとできるでしょう♪

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