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産後に歩けない事ってある?

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出産という大仕事を終えたママの体は、
自分が思っているよりもとても傷ついています。
出産前の妊娠中から歩くのがツラかった人や、
出産を終えてから立ち上がることができなくなったり、
歩く事すら出来ないような方もいらっしゃいます。

『私だけかな?』
『頑張らなくちゃ』

と無理をしてしまう方も中にはいらっしゃいます。
そもそも、どうしてそのような症状がみられるのでしょうか。

考えられる症状や病名、またその原因について
一緒に詳しく見ていきましょう。

産後歩けない事から考えられる事

妊娠中から何かが痛んで歩くのがツラかった方や、
分娩後から突然歩けなくなった方、
退院して自宅に戻ってから歩くのがツラくなった方など…
個人によって様々です。

まずは考えられる症状について見ていきましょう。

分娩時の出血多量

分娩は特に問題はなかったものの、出血が多い方もいらっしゃいます。
分娩後、病室に戻ってしばらく休み、お手洗いに行こうとしたら歩けない…
理由は貧血です。

中には、立ち上がってすぐに
貧血で倒れてしまう方もいらっしゃるんですよ。

個人差によりますが、中には輸血が必要になる方もいらっしゃいますので、
これから出産を控えているママさんは、もしこのような状態になってしまった時は
看護師さんや医師に相談してくださいね。

分娩後の骨盤と子宮

出産時は、陣痛の痛みなどによって麻痺しているのかもしれませんが、
出産を終えてしばらく時間が経つと、子宮が収縮する痛みや骨盤、
会陰切開の痛みが本当にツラいんです。

立ち上がるのも、歩くのも、また座るのもやっという程です。
この痛みは、入院中に和らいでくることが多いので、
入院中はしっかり休みましょうね。

恥骨痛

恥骨痛は足の付け根あたりにある恥骨が痛む事です。
この恥骨痛は、産前から悩まされる方も多く、
産後1ヶ月頃から多くの方が悩まされる場合が多いようです。

産後に歩けないほどの痛みに悩まされる方の多くが
この恥骨痛が原因と考えられています。

恥骨痛は産後の女性ホルモンが原因と考えられています。
これは後程詳しく見ていきましょう。

坐骨神経痛

坐骨神経は腰から膝ほどまでの神経で、
この部分が痛むことを坐骨神経痛と呼んでいます。
この坐骨神経痛の痛みの原因は、はっきりとはわかっていません。

妊娠中から産後にかけて、ママの体は生みやすい体から
元通りになって、子育てする元気な体へと急激に変化していることから、
坐骨神経痛を引き起こすことがあるんですよ。

恥骨痛が起こる原因はホルモン?

妊娠中や産後にかけて、ホルモンバランスが急激に変化するというのは
多くの方がご存知かと思います。
中でも有名なのが「エストロゲン」や「プロゲステロン」というホルモン。
この2種類の名前は、どこかでちらっと目にした事があるのではないでしょうか。

恥骨痛に関係してくるのは、「リラキシン」という卵巣ホルモンです。

リラキシンは妊娠をきっかけに分泌され、
出産のための準備をする働きを担っています。
この準備というのは、赤ちゃんのスペースを確保するために、
骨盤の周辺にある靭帯を緩ませていくことによって、
赤ちゃんが胎内で大きくなるにつれて、骨盤がゆっくりと開いていけるように
しているんです。

女性向けの雑誌などでも、「骨盤の歪みが腰痛の原因」と言われているのを
見かけたことはありませんか?

赤ちゃんを守るために骨盤は緩みながら開いていきますが、
その負担はママの体の筋肉や、骨盤の関節、
骨盤よりすぐ上の腰椎にのしかかります。

その為、妊娠中から産後にかけてのリラキシンが分泌されている間は
恥骨痛や腰痛に悩まされてしまうんですね。

リラキシンはいつまで分泌されるの?

リラキシンの分泌は、産後だんだんと減少していきますが、
分泌される期間は個人差が大きくなっていて、
早ければ1ヶ月、長くて半年ほどと言われています。

多くの方の平均で言うと、大体2~3ヶ月という事になります。
出産を終えても、すぐにリラキシンの分泌がストップされる
というわけではないんですね。

産後のリラキシンがチャンス!

産後のリラキシンの分泌が2~3ヶ月続いている間は、
恥骨痛の痛みに悩まされなくてはいけない…

と思いがちですが、実は大きなチャンスなんです。

リラキシンが分泌されている間は、骨盤が柔らかくなっています。
女性の体は、出産を終えると徐々に次の妊娠のために、
元通りの体へと戻そうとする働きがあります。

このタイミングが、骨盤矯正をしやすいベストタイミングなんです。

硬いものの形を変えようと一生懸命頑張っても、なかなか形は変わりませんが、
柔らかいものの形を変えるのは簡単ですよね。

リラキシンが分泌されているタイミングで骨盤矯正をすることによって
恥骨痛や、元々持っていた腰痛、姿勢の矯正に役立てることが出来るんです。

骨盤矯正する方法は?

骨盤矯正を行うに当たっては、個人の状況によって変わってくるかと思いますが、
やはり分娩後の入院中から手軽に出来るのが、「骨盤ベルト」です。
出産を経験した多くの方が、1度は使用したことがあるのではないでしょうか。

ただし、骨盤ベルトは使用時間や当てる場所、締める強さなど、
商品によって異なってきますので、注意事項や使用方法をよく読んで
正しく使用しないと、その効果を得ることはできません。

ご家族の協力があるのであれば、赤ちゃんを家族に預け、
整体などを利用するのも良いでしょう。
整体に行かれた際は、産後どのくらいなのかなど、
痛みの場所などもしっかり相談することによって、
きちんとした施術を受けられるはずですよ。

また、整体に行くほどの時間はないという方は、
赤ちゃんが寝ている間や家事の合間など、少しの時間を見つけて
骨盤体操などを行うのも良いかと思いますよ。

まとめ

長い妊娠期間を経て、無事に出産を終えて一安心。
…かと思いきや、ふとした痛みの悩みを抱えてしまって大変ですよね。

それでも、赤ちゃんのママは誰も変わってくれませんし、
里帰りできなくて家事をしなければならない方もいらっしゃるでしょう。

それでも無理は禁物です。
ママの体も、出産によって重傷を負っていますので、
産後1ヶ月はゆっくり休んで、元気に復活して、
素敵な育児ライフを過ごしてくださいね。

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