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産後におすすめしたいダイエット

【産後ママへ】「体脂肪率、増えたかも…」どう向き合う?産後の体型変化と健康的な体脂肪率

無事に出産を終えてホッと一息つきたいところですが、産後の体の変化に驚いたり、戸惑ったりしている方も多いのではないでしょうか。

「妊娠前の洋服が入らない…」「お腹周りやお尻にお肉がついたまま…」「体重は減ったけど、体脂肪率が増えた気がする…」と、体型や体脂肪率について悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

 

産後の体型変化や体脂肪率の増加は、出産を経て大きく変化した体にとって、ある意味当たり前な経過です。しかし、その変化にどう向き合い、どうすれば太る前の状態の体に戻れるのか知りたいですよね。

この記事では、産後の体脂肪率が増える理由、そして産後ママにとって健康的な体脂肪率とは何か、そして健康的な体脂肪率を目指すために、産後ママができることについて、あなたの悩みに優しく寄り添いながら、分かりやすくお伝えします。

数字だけに囚われず、心と体が本当の意味で健康であることを大切に、産後の体と向き合うためのガイドとしてぜひ参考にしてください。

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産後の体型変化、「体脂肪率」はどう変わる?

妊娠中、ママの体は出産と産後の授乳に備えて自然と脂肪を蓄えます。この脂肪は、赤ちゃんに必要なエネルギー源であり、体脂肪率が増えるのは妊娠中の普通な変化です。

出産後、赤ちゃんや胎盤、羊水などによる体重は減りますが、妊娠中に蓄えられた脂肪がすぐに全てなくなるわけではありません。産後の体脂肪率が、妊娠前よりも高い状態になっているのは、よくあることです。

この当たり前に増える脂肪は個人差があり、出産に向けて体型が服を着ているとわからないという方もおられれば、見えるレベルで変化するという方もおられます。

産後の体脂肪率の変化には、以下のような要因が関係しています。

  • 妊娠中に蓄えられた脂肪: 出産後も、一定量の脂肪が体に残ります。
  • ホルモンバランスの変化: 妊娠中から産後にかけて、ホルモンバランスが大きく変化します。特に授乳中は、特定のホルモンが分泌され、体の状態に影響を与えます。
  • 睡眠不足と疲労: 育児による睡眠不足や疲労は、ホルモンバランスや代謝に影響を与え、体脂肪が燃えにくい状態になることがあります。
  • ストレス: 育児ストレスは、食行動や代謝に影響を与え、体脂肪の蓄積に繋がる可能性があります。
  • 筋力の低下: 妊娠中の運動不足や、産後の安静期間などにより、筋力が低下していることがあります。筋肉量が減ると、基礎代謝が落ち、体脂肪が増えやすくなります。
  • 食生活の乱れ: 忙しさから、食事を簡単に済ませたり、高カロリーなものを手軽に摂ってしまったりと、食生活が乱れることがあります。

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これらの要因が複合的に絡み合い、産後ママの体脂肪率は、妊娠前よりも高い状態になりやすいのです。

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産後ママにとって健康的な体脂肪率とは?目安と目標の立て方

産後ママにとって「理想的な体脂肪率」という、明確な基準があるわけではありません。成人女性の健康的な体脂肪率の目安としては、一般的に20%台前半〜後半と言われていますが、これはあくまで目安であり、年齢や体質、筋肉量などによって適切な範囲は異なります。

産後ママの体脂肪率について考える上で大切なのは、数字そのものに囚われすぎず、「心と体が健全であること」を最も大切にすることです。

目標を立てる場合は、以下のような点を考慮しましょう。

  • 現実的な目標を設定: 妊娠前の体型や体重にすぐに戻そうと焦るのではなく、半年から1年、あるいはそれ以上の時間をかけて、徐々に体脂肪を減らしていくことを目指しましょう。急激なダイエットは、産後の体の回復を妨げたり、母乳の質や量に影響を与えたりする可能性があります。
  • 体重だけでなく体脂肪率も参考に: 体脂肪率だけでなく、体重、そして何より「体の調子が良いか」「無理なく健康的な生活を送れているか」といった点を総合的に見て判断しましょう。
  • 具体的な行動目標を立てる: 体脂肪率という結果目標だけでなく、「毎日〇分散歩する」「毎食バランスの良い食事を心がける」といった、具体的な行動目標を立てるのがおすすめです。

健康的な体脂肪率を目指す!産後ママができること

産後の体脂肪率を健康的な状態に戻していくためには、特別なことではなく、日々の健全な習慣を積み重ねていくことが大切です。

できること具体的な方法なぜ効果があるの?
バランスの良い食事・授乳中であっても、極端な食事制限はせず、主食、主菜、副菜を揃えたバランスの良い食事を心がける。
・タンパク質、ビタミン、ミネラルなど、産後の回復と母乳に必要な栄養をしっかり摂る。(→産後の食事の記事産後の栄養に関する記事も参考に)
・間食は、栄養のあるもの(果物、乳製品、ナッツ少量など)を選ぶ。
体に必要な栄養をしっかり摂ることで、代謝が整い、健康的に体脂肪を減らす土台ができます。母乳の生成にも繋がります。
safe で gradual な運動・産後1ヶ月健診で医師の許可が出たら、まずはウォーキングやストレッチなど gentle な運動から始める。(→産後運動に関する記事も参考に)
・徐々に、体幹トレーニングやお尻の筋トレなど、筋力をつける運動を取り入れる。(→産後ヒップアップの記事も参考に)
筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、体脂肪が燃えやすい体になります。体のラインも引き締まります。
十分な休息・睡眠不足は代謝を悪くし、体脂肪がつきやすくなります。赤ちゃんが寝ている間にママも休むなど、可能な限り休息時間を確保しましょう。(→産後睡眠不足の記事も参考に)ホルモンバランスを整え、体の回復を促します。
ストレス管理・ストレスを溜めすぎると、食行動が乱れたり、代謝が悪くなったりすることがあります。リラックスできる時間を見つけたり、周りに助けを求めたりしましょう。(→産後ストレスの記事も参考に)心身の健全は、体脂肪管理にも繋がります。
水分補給・十分な水分補給は、代謝を助け、体全体の健康に繋がります。(→産後水分補給の記事も参考に)
母乳育児・母乳を作る過程でエネルギーを消費するため、産後の体重・体脂肪減少に繋がることがあります。ただし、個人差が大きいです。母乳育児は、赤ちゃんのためだけでなく、ママの体にも良い影響を与える可能性があります。

これらの取り組みは、すぐに劇的な変化をもたらすものではありません。焦らず、一つずつ、ご自身のペースで続けていくことが大切です。そして、「~しなければならない」と自分を追い詰めすぎないでくださいね。

お腹のぜい肉

【重要】体重や体脂肪率、体型について悩んだら、迷わず専門家へ相談を

産後の体型変化や体脂肪率について、悩んだり、不安になったりすることは当然のことです。「なかなか体重が戻らない」「体脂肪率が減らない」「この方法で合ってるのかな?」など、悩むことがあれば、一人で抱え込まず、必ずかかりつけの医師(産婦人科医やかかりつけの医師)や、管理栄養士、または産後フィットネスの専門家などに相談してください。

専門家は、あなたの体の状態やライフスタイルを踏まえて、適切なアドバイスや、健康的な目標設定のサポートをしてくれます。無理なダイエットや、根拠のない情報に振り回されることなく、専門家の助言を信頼することが、産後ママの心身の健康を守る上で最も大切です。

特に、産後半年を過ぎても体重がほとんど戻らない場合や、体型について強いコンプレックスを感じ、精神的に辛い場合は、遠慮なく専門家に相談しましょう。

まとめ:数字よりも、心と体が健全であることを大切に

産後の体脂肪率が妊娠前より高い状態になるのは、妊娠中に蓄えられた脂肪や、産後の体の変化、育児による影響などが関係しており、ある意味当たり前な経過です。大切なのは、体脂肪率という数字に囚われすぎず、「心と体が健康であること」を最も大切にすることです。

産後ママにとって健康重視の体脂肪率を目指すためには、急激なダイエットではなく、バランスの良い食事、安全で体力に合わせた有酸素運動、十分な休息、ストレス管理といった、日々の習慣を積み重ねていくことが重要です。

そして、体重や体型、体脂肪率について悩んだ時は、一人で抱え込まず、必ず専門家(医師、管理栄養士など)に相談してください。専門家が、あなたの状況に合わせた適切なサポートをしてくれます。

数字に一喜一憂せず、ご自身の体と心を大切に労わりながら、あなたらしいペースで、健康的な産後を過ごしてくださいね。心から応援しています!

 

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