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子供に読んであげたい絵本

国旗の絵本│興味を持たせるところから始めよう

お隣韓国やアメリカ、中国と最近はニュースなどでも海外のことを取り上げるようになってきました。

私たちの親世代のころだと、海外の話題は他人事のように思えたという話を依然聞いたことがあります。
しかし、情報化社会が進んで海外のことも様々な影響として日本にかかわってくるため、今では毎日のように海外の話題も報道されるようになっています。

しかし、子供たちはこのような世界をどのように思っているのでしょうか。
世界に目を向けなければとか、今からは世界が舞台だから英語くらいできないといけないなど親が子供にいう言葉に、本当に子どもは世界を感じれていなければ説得力は持てません。

では一体いつくらいから子供は世界を意識しだすのでしょうか。
今回は少し重い話になってしまいましたが、そんなひとつのきっかけとして活躍できるような絵本があるため紹介したいと思います。

今回紹介したい絵本は「国旗のえほん」です。国旗というイラストから様々なイメージが広がり、国旗の話を親とすることで、その国に対しても興味を持ち、親も世界に関心が抱けるため親子で世界の話ができるというメリットは、絵本という枠組みを超えて楽しむことができます。

国旗のえほんってどんな絵本?

いろいろな国の国旗
編集:戸田やすし
出版社:戸田デザイン研究室
発行日: 1987年

 

国旗のえほんを読み聞かせした方の口コミ

万国の国旗がはためく
ぜひ、お母さんたちにおすすめしたい本は戸田やすしさんという方が編集した『国旗のえほん』です。
姪も長男も1歳代から楽しんで見ていました。

あいうえお順にページいっぱいに国旗が出て来てその下にカタカナで大きく国名が書かれているだけのシンプルな内容です。

全世界とはいきませんがよく聞く国からあまり聞いたこともない国まで色々な国が出ています。
私が初めてこの『国旗のえほん』と出会ったのは姉の長女が生まれ1歳になるかならないかの時に姉のうちに良く遊びに行っていた時でした。

運動会の時も様々な国の国旗が登場

私にとって初孫ならぬ初姪で可愛くて仕方なくて母以上に仕事帰りに通い詰めていました。姪はこの本が大好きでよく一緒に見ました。私が「これは?」と聞くと「パパの韓国」と答えます。姉の旦那は韓国人ではないのですが、よく韓国に出張に行っていたのでそう言っていたのです。じゃあ「これは?」と聞くと「メイさんのアメリカ」と答えます。「メイさん?」と姉に聞くとよく遊びに来る近所のアメリカ人女性だと言うのです。そんな解説までついて名前をポンポン答えてくれました。アンティグアバーブーダというカリブ海に浮かぶ国も出ているのですが、これは「バーブーダ」と答えるのが本当に可愛かったです。

私は親ばかならぬおばバカになってしまって、「もう天才だよ。将来が楽しみ」なんて本気で思っていました。
そして、私も結婚して長男が生まれあの頃の姪と同じ位になったときに早速この本を買いました。すぐに興味を持ってページをめくっては指さして楽しんで見ていました。

当然姪のように旗の名前を覚えるだろうと思って一生懸命教えましたが一つも覚えようとはせず、本当にがっかりしたものでした。でも、ちょっと家事が忙しいときとか一人で『国旗のえほん』を見ていてくれるのですごく楽でした。読んであげるのも国名だけなのでちょっと仕事で疲れてしまった時とかありがたかったです。

色がきれいなので国名を言うだけなのに喜んで見てくれるので国旗ってやはりインパクトがあるんだなと感心していたものです。

4歳の時サッカーワールドカップがありうちでよく見ていたので応援の旗とかが映るとこの絵本を自分で探してきて再びよく見始めました。「ブラジルの旗が一番好き」とか「ベルギーとドイツは似てる」とか本を見ながら色々話してくれるようになりました。

私も再び一緒に見るようになったのですが、よく見ると国の場所が示された地図も国名の横に出ているではありませんか。
あのアンティグアバーブーダの場所もその頃初めて知りました。

姪も今ではただの高校生で全然天才にはなりませんでしたが、長男は少し地理は好きなようです。
少しは『国旗のえほん』を見ていたことが好奇心を育ててくれたのではないかと思っています。

お母さんも一緒に勉強になったりもするのでぜひ一冊家に置いておくといいですよ。長く子どもと一緒に楽しめる絵本だと思います。

まとめ

英語などは年齢が低いころに親しむほうが、習得は早いといわれています。
これは楽器やその他の知識も同様に言えるのですが、やはりそのきっかけがなくては子供は興味を持てません。
何をするのにもまずは子供から興味を持つことが大事なんです。
興味のないものを親がすすめても苦痛になったり、途中で投げ出したりすることもあるので、まずはどんなことも興味を持たせるというところから始めてみてはいかがでしょうか。

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