産後の子育て中にとてもイライラしてしまうことってありませんか?
イライラする理由というのは取り上げれば本当にキリがないくらいあるんですけど、
例えば家事や育児に積極参加をしてくれない・・・
「当事者意識がないパパの言動」
あれもやらなきゃ!これもやらなきゃ!あっちもこっちも!!
なんて…いろんなことが気になってるにもかかわらず、一日中赤ちゃんのお世話で追われるように過ごして結局何もできなかった…なんて終わった時に自分に対してイライラ。
いろいろなイライラがあるんですけど、ただ、本当は家事と育児というのはパートナーのパパとちゃんと分担し合うことができれば絶対に楽しいはずなんです。
だって自分の分身の赤ちゃんの可愛さがあるわけですから…
そこでこのページでは、産後のママのイライラに対してどのような対処や対策、パパに上手に頼ったり家事や育児に積極的になってくれないパパを何とかして変える方法と言う視点から見た提案をいくつかご紹介したいと思います。
まずは自分自身のイライラを募らせない方法というのを見ていましょう。
家事に完璧を求めない
産後半年以内のママの場合は絶対に勝ちに完璧を求めてはいけません。
というのも生まれて1年以内の新生児の場合・・・
特に生後半年以内だと、昼夜を問わずママのおっぱいやミルクをちょっと飲んではすぐに寝て、寝て起きたらまたおっぱいやミルクを欲しがるというような生活をするんです。
そうしないと赤ちゃんがちゃんと成長することができないんです。
そのために30分おきに授乳をするなんて言う事はもう日常茶飯事。
中には30分すら持たない赤ちゃんもいます。
そんな状況ではママがゆっくり自分のやらなければいけない仕事を片付けるなんて普通はできないんです。
つまり今までは何でもちゃんとできたことが急にできないことが普通という状況に置かれるのでその分ストレスを感じやすくなるんですね。
だからこそ、そういった状況に置かれたときの家事に対して完璧を求めないということが大切になってくるんです。
出来なかったことを数えるのではなく、できたことを数えるようにしましょう。
パパに助けを求める
パパに助けを求める事は産後すぐの子育ての時期では大切なことなんです。
当たり前のことかもしれませんけど、妊娠中はお腹が大きくてしかもヨタヨタ歩いたりするあなたを見るとパパは絶対に大切にしなきゃいけないと思ってくれるはずなんです。
でもお産が終わって赤ちゃんが普通にベッドの上で寝ている状態で、あなたがまっすぐ普通に歩いていたりすると、パパのほうは「もう大丈夫だな!」なんて思ってしまうんです。
本当は妊娠中よりも産後の子育ての方が大変だったりするのに…でも知らない男性というのはそんなもんなんです。
ですので例えば、まだママの骨盤がしっかり安定できていなくて赤ちゃん(首が座っていない)を抱っこしながらベッドに寝かしつけてあげるときに腰を曲げるのが大変だったりするような時。
そういった時はパパにちゃんと助けを求めましょう。
どんな些細な事でもちゃんと助けを求められるとパパの方はうれしくて「しょうがないなぁ」って言いながらやってくれたりしますよ。
もしその時にやり方がわからなくて赤ちゃんに対しての接し方もわからなくてオロオロしてしまうようなパパさんだったら、完璧を求めず、決して叱らず、丁寧に教えてあげて下さい。
慣れてくるとパパさんは育児が上手だったりする場合もあるんですよ。
できるだけ1人の時間を作る
妊娠中と違って産後の子育て中は、特に生後1年以内の赤ちゃんを育てているママさんの場合は絶対に1人の時間を作ることができません。
というのもパパに赤ちゃんを預けることができれば可能なのですが、それも生後半年以内の赤ちゃんのようにおっぱいかミルクしか飲めないという場合の赤ちゃんではパパに預けると言っても、それもなかなか難しいというのが実際のところだと思います。
先ほども軽く触れましたが、特に生後3ヶ月から半年以内の赤ちゃんはしょっちゅうおっぱいやミルクを欲しがります。
ちょっと寝てもすぐ起きて、おしっこもうんちも「オムツが気持ち悪くなれば泣くことでママに伝えることしかできない」というのが赤ちゃんです。
ママはそれがわかっていたとしても、パパにはそんな事は一切わからないんです。
もちろんわかろうとしない「当事者意識が不足している」パパさんもいるかもしれませんが、そういった時は自分がどのような忙しいスケジュールでいるのかということを軽くお話ししましょう。
そしてここでもパパに助けを求めるんです。
この時、パパがやることに対して完璧を求めてはいけません。
どうしても赤ちゃん中心になるのですから、自分自身の価値に対しても完璧を求めない代わりに、相手に対しても完璧を求められないのは当然です。
もちろんここの部分だけはしっかり押さえておいてほしいといったような事はちゃんと伝えてあげれば相手もわかってくれるはずです。
そしてやってくれたらパパに対して「ありがとう♪助かった」といったような一言をかけてあげてください。
このように、産後の子育ての中でもストレスを感じることが多いはずですから、
その負担が消して自分にだけ集中しないようにしたいところです。
そのためにも1人の時間をできる範囲で作るようにしましょう。
パパに育児も参加してもらう
産後の子育て中のイライラというのは赤ちゃんのせいではありません。
ですが、
常に追い詰められたような気持ちになってしまう…
24時間休む時間母もらうことができない…
というような追い詰められたような心境になってしまう場合は、できるだけその育児の負担をパパにも共有してもらいましょう。
もちろん、母乳育児の場合はおっぱいをパパにお願いすることができませんが、
それ以外の育児に対してはパパでも十分にできます。
例えばおむつ替え、そして赤ちゃんは汗かきですから、着替えもしょっちゅうしてあげなければいけない場合があります。
これは季節的な要因も重なってきますが、夏になると赤ちゃんはかなりの量の汗をかきます。
例えば汗疹が出ないように、肌着を着替えさせてあげながら、わきの下やおしり等にベビーパウダーを塗ってあげたり…。
このような赤ちゃんに対しての気遣いというのはなかなかママ以外には難しいかもしれませんが、
パパにもできるだけ積極的に育児に参加してもらい、育児によって得られる楽しさも共有しましょう。
例えば、赤ちゃんが着替えていたときに、気持ち良さそうな笑顔を浮かべたとか、そのような些細な事もパパにとってはものすごく新鮮な経験になるはずです。
逆にそのような喜びを知らないから、パパ積極的に育児に参加することもできないという部分もあるかもしれません。
産後のイライラを感じないためには、夫を味方につけるのが1番
夫を味方につけるポイントは?
- 妻としての役割をきちんと果たすこと
- 思ったことや感情などをいつまでも内側に秘めていないで、きちんと声に出して話すこと
- まずはあなたの方から相手を信じること
産後のイライラ解消のコツまとめ
産後の育児中のイライラを解消するためのコツをまとめてみると、次のようなことがわかります。
具体的なポイントとして上げていきたいと思います。
・家事に完璧を求めない
・育児にも完璧を求めない
・パパと家事、育児の負担共有
・育児の楽しみや幸せ感も共有する
・できるだけ1人の時間を作る
・できないことがあっても自分を責めない
大きく分けてこのような6つのポイントがあると思います。
今回は一つ一つの段落の中で話がごちゃごちゃすぎたかもしれません。
ですがお伝えしたいことは1つなんです。
それは、できる限り『笑顔でいること』なんです。
ぜひ、自分を追い詰めないようにそして責めないようにしてくださいね。
この産後のイライラが高じてしまうと産後うつや育児ノイローゼなどの症状にもつながりかねません。
赤ちゃんにとってもそしてパパにとっても「ママが笑顔でいること」が1番幸せだということを忘れないようにするためにも、
辛い事ははっきりと辛いと言うようにしましょう。