先に結論:後陣痛は「子宮が戻っているサイン」。多くは3〜7日で落ち着きます
後陣痛は、妊娠中に約1000gまで大きくなった子宮が、産後6〜8週間かけて元の約60gへ戻る過程で起こる生理的な痛みです。強い痛みは産後2〜3日と授乳時にピークが来て、経産婦ほど強く出やすい傾向があります。保温と、処方された鎮痛剤で上手に乗り切り、1ヶ月以上続く・発熱を伴う場合は受診しましょう。
後陣痛とは?なぜ起こるの?
出産後の子宮は、収縮を繰り返しながら元の大きさへ戻ります。胎盤が剥がれた場所の傷口が塞がる過程でも痛みが起こります。生理痛のような鈍痛、針で刺すような痛み、陣痛に近い激痛と、痛みの種類や強さには個人差があります。
後陣痛はいつまで続く?3つのパターン
- 産後数日で終わる…もっとも一般的で、子宮の回復が順調な証拠
- 1週間ほど続く…弱まりつつも、鈍痛が残るケース
- 1ヶ月近く続く…生理痛様の鈍痛が散発するケース
授乳中だけ痛むのはなぜ?
授乳のたびにオキシトシンというホルモンが分泌され、子宮の収縮が促されます。痛みが強まるのは「子宮がしっかり戻っている証拠」なので、心配しすぎる必要はありません。
痛みを和らげる3つの方法
- 下腹部と腰回りを温める…血流が良くなり回復が促進されます。座るときはあぐらがおすすめ。横座りは下腹部をひねるのでNG
- リラックスをとり入れる…アロマや好きな音楽で緊張を緩めると痛みの感じ方がやわらぎます
- 処方された鎮痛剤を活用…退院時にもらった薬は授乳中でも使えるものです。不安なら医師・薬剤師に確認を
こんなときは受診を
1ヶ月以上鈍痛が続く、発熱や悪臭のある悪露、血の塊が頻繁に出る場合は子宮復古不全や感染の可能性があるため産婦人科へ。
先輩ママの体験談
「2人目の後陣痛は1人目よりずっと強くて驚きました。授乳のたびに痛くて、でも『回復してる証拠』と聞いてからは前向きになれました」(30代・2児のママ)
よくある質問
Q. 経産婦がつらいのは本当?
子宮の戻りが早い分、収縮の力が強く出やすいとされます。初産では軽かった人も2人目以降つらい例が多くあります。
Q. 帝王切開では後陣痛もある?
あります。手術の傷の痛みと重なるため、痛み止めの相談もしやすい受診中にしておくと安心です。
まとめ
後陣痛は「子宮が回復している証拠」。多くは数日〜1週間で落ち着きます。温めて、リラックスして、痛みが強いときは鎮痛剤も活用。長引く・熱がある・においがおかしいときは早めに受診してください。