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産後はゆっくり休もう

体験談

産後の入院中、大先輩のたくましさに憧れを抱きました

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31歳で初めて出産したときの話です。
私が出産した病院は、産後翌日から母子同室か別室が選べるようになっていました。
出産した日はゆっくり休むために別室にしました。

しかし、体はとても疲れているのに、「赤ちゃんを産んだんだ。母親になったんだ!」という高揚感でなかなか眠れません。
翌日の赤ちゃんとの再会が待ち遠しくてたまりませんでした。

翌日からは母子同室を選択しました。
私に限らず、ほとんどの方は同室を選択されているようでした。

産後2日目で初めて部屋に赤ちゃんがいて、泣けばオムツか授乳で付きっきりでお世話をするという、いわゆる”育児”が始まりました。
その夜、前日ほとんど眠れなかったことと、昼間のお世話で気が張っていたためヘトヘトに疲れていたのですが、赤ちゃんのお世話に昼も夜もありません。
2時間おきくらいに泣き、まだほとんど出ない母乳を与え、足りない分をミルク、そしてオムツを替えるなど夜中も格闘していると寝るひまなんてほとんどありません。

昼間は授乳指導や沐浴指導、産後の診察などもあり結構忙しく、そしてまた夜眠れない…と私は日に日にグッタリと弱っていきました。
しかし「みんなも同じように頑張ってる!」「家に帰っても1人でお世話するのだから、今のうちに練習しておかなくては…。」とフラフラになりながらも頑張っていました。

そんな時、私より2日くらい後にで出産した方と、授乳指導で一緒になりました。
おそらく彼女は、産後翌日だったのではないかと思います。

授乳も手馴れたもので赤ちゃんの扱いもとても上手く、話を聞いてみると”4人目”だというのです。

ママと赤ちゃん

「さすが!!」と感心するほど堂々とした姿で、私は抱っこの仕方や、なかなか母乳が出ない悩みを聞いてもらいました。

そこへ助産師さんがやってきて、その大先輩妊婦さんに「今日から赤ちゃんと同室にされますか?」と聞きました。
すると「いえ、私は入院中はずっと別室で。帰ったら子どもたちの世話が待ち構えているので今のうちにゆっくり寝かせてもらいます」と、ごく自然と当たり前のようにさらっと言うのです。

産後4日目で寝不足と疲労でクタクタだった私は、本当にその先輩ママの言う通りだな…と、その発言がなんか格好良く思い、憧れさえ抱きました。

きっと自分がまだ子どもを産んでいなければ「赤ちゃんと一緒にいた方が良いのに。」とその大先輩の言葉を冷たく捉えていたかもしれません。
しかし、たった4日間のお世話で疲れ果てていた私は、その大先輩ママの事を「子どもをたくさん産み育てる中で、嬉しい事もたくさんだけど、しんどい思いもたくさんしてきたのだろう。」と乏しい想像を巡らせていたのでした。

やはり大先輩の言うように産後の入院中くらいは、夜ゆっくり寝かせてもらえば良かったかなと…。
退院後は赤ちゃんのお世話に家事まであるという過酷な現実が待っていたので、本当にしみじみ思いました。

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