子供の事にはとってっも心配性
私はとても心配性です。
赤ちゃんが生まれてからは、
部屋の中で事故が起きないように、
怪我をしないように、
いつも気を配っていました。
転んでも大丈夫なように、
家具の角にはクッション材を張り、
床にはシートを敷き詰めました。
また、キッチンなど危険な場所には入れないように
安全ゲートを設置しました。
自分でも心配しすぎだな、
とは思いましたが、
そのおかげで家の中で怪我をすることはありませんでした。
気を付けていたはずなのに
常に子供のけがに気を配っていた私ですが、
とうとう事故が起こってしまいました。
子どもが1歳半くらいの時のことです。
その時私はキッチンで食事の準備をしていました。
いつも食事の準備で火を使う時は、
子どもをキッチンの中に入れないようにしていましたが、
その時は火を使っていなかったので、
子供も一緒にキッチンの中で過ごしていました。
子供は楽しそうにおままごと遊びをしていたので、
安心して食材を切っていると、
ガスレンジ台を触った子供が、
突然泣き出しました。
ガスレンジ台で火は使っていません。
あまりにも突然の出来事だったので、
一瞬何が起こったのかさっぱりわかりませんでした。
しかし、よく見てみると、
いつのまにかガスレンジ台の
魚を焼くグリルのスイッチが押されていて、
グリルの前の部分がかなり熱くなっていたのです。
子供はこの熱くなった部分を触って
手を火傷をしてしまったのでした。
まさかの盲点
実は私、
このグリルを使ったことがありませんでした。
魚を焼く時は、
フライパンかオーブンを使っていたからです。
そのためグリルのスイッチを入れると
子供の手の届くガスレンジ台の前部が熱くなることを
知らなかったのです。
あんなにいろいろ心配して対策をとっていたのに、
とんだ大失敗でした。
病院でも失敗続き
火傷をしたことが分かったので、
すぐに流水で子供の手を冷やし、
保冷剤を当てて病院へと向かいました。
そして小児科で先生に見せると
「火傷は皮膚科で見てもらった方が良いですね。」
と言われ帰されてしまいました。
火傷の診察は皮膚科ですよね。
慌てていた私は、
小児科へ行ってしまったのです。
ここでも大失敗です。
皮膚科に行くとかなり混雑していましたが、
火傷ということですぐに診察・処置をしてもらえました。
指2本の先の方が酷い火傷だということで、
包帯でぐるぐる巻きにされました。
子供はまだ1歳半なので、
すぐに包帯を触ってしまいます。
なんとお会計を待っている間にちょっと目を離したら、
子供が包帯を取ってしまいました。
すぐに先生が処置しなおしてくれましたが、
その後薬局に行き、
薬をもらっていて目を離している間に、
また包帯を取ってしまいました。
もう一度先生が処置してくれましたが
「しっかり見ててくださいね。」
と注意され、ここでも大失敗。
あんなに気をつけていたのに、
よりによって火傷をさせてしまったことに、
かなり落ち込みましたが、
全く痕が残らずに完治したことが救いです。