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健康 育児

産後の悪露はいつまで?いきなり鮮血が出てきた場合の対処法

産後の悪露はいつまで?産褥期の里帰りの過ごし方

産後の悪露はいつまで続くのか気になりますよね。
産院で普通は1ヶ月程度は最低でも続くのが普通と説明してくれるところもありますが、
そうではないところもあります。

また、悪露が収まって来たと思ったら、再びの鮮血が出たりすると、
パニックになってしまわれる方もおられます。

このページでは、産後の悪露がいつまで続くのかというテーマを中心に、
その他にも産後に起こりやすい様々な身体の不調についても触れて行きます。

もし、妊娠中は大切にしてくれたけど、
まだまだ理解が足りない旦那様(男なら仕方のない側面もありますが・・・)にも
読んで頂くと良いかも知れません。

出産は、『交通事故と同じくらいのダメージを受ける』という方もおられるくらいです。

自然分娩でも帝王切開でも、出産じたいが『命がけの大仕事』で、
そのダメージから立ち直るにはそれ相応の時間が掛かるのは仕方のない事なんですよ。

電柱に衝突した車

産後の悪露はいつまで続くの?

産後の悪露は、2人目や3人目の出産をされた方ならご存じかも知れませんが、
初産の方もいらっしゃるかも知れませんので、ご紹介させて下さい。

一般的には、産後の悪露は早い方なら3~4週間、
長い方でも2ヶ月(約8週間)は続くと言われています。

色や量、匂い、固形物が混ざっているかどうかなどを丁寧に観察しながら
『安静と栄養補給』をしなければならないのが産後の悪露が出ている期間なんですね。

産後の悪露が出ている期間の事を一般的に『産褥期』とか『後腹』、
または『産後の肥立ち』と呼ばれます。

産後の悪露は、出産によって傷付いた子宮内膜や胎盤の残り、
卵膜や血液、リンパ液など様々なものが含まれています。

先ほどもご紹介しましたが、
出産は『交通事故にも匹敵するくらいの命がけの出来事』と言われています。

この期間にしっかりと回復するための時間を取っておかないと、
産後の夫婦生活に影響するのはもちろんですが、
ちゃんと赤ちゃんを育てるための母乳の出にも深刻な影響が出ます。

母乳を飲む赤ちゃん

悪露自体は、平均的には次のような感じで少しずつ治まって来ます。

産後1週目までの悪露の様子

この時期の悪露は、先ほどの卵膜や子宮内膜、リンパ液や血液など様々なものが含まれています。
色は鮮血とほぼ同じで、生理の経血と同じようなものです。匂いは血生臭い感じになります。
また、固形物についても胎盤や卵膜などが含まれます。
個人差はありますが、この最初の1週間で鮮血や固形物は治まります。

産後2週間目の悪露の様子

この時期になってくると、鮮血が治まり始めて、オリモノのような黄色っぽい感じに少しずつ近づいて行きます。
回復が思わしくない方の場合は、この時期でまだ鮮血の赤い色が残る方も。
回復が順調な方は2週間目の数日間で赤茶色から少しずつ黄色に近づいて行くようになりますね。
量についても少しずつ減って行きます。血生臭い匂いも少しずつ弱まります。

産後3週間目の悪露の様子

この時期になると、多くの方がオリモノのような黄色に近づき、匂い、量ともに減るのが普通です。
しかしながら、まだ油断は禁物です。
家事復帰や早く初孫の顔を見たい親戚の訪問などへのもてなし準備などは、家族にやってもらった方が無難ですね。
実は、この時期に無理をして動いたために再び鮮血が出てきたという方が多いんですよ。

産後4週目の悪露の様子

この4週間目の頃の悪露の様子は人によっては、ほとんど出なくなる方が多くなります。
しかしながら、Yahoo知恵袋などでの質問を投稿される方には、この時期に急に鮮血が出てきたという方も多くおられます。
また、産後で骨盤のゆがみも治りきっていないため、激しい腰痛に悩まされる方も多いのが実態です。
なので、もし悪露が順調に治りかけているなら、骨盤矯正のストレッチなどを始めても良いかも知れません。

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産後の悪露のまとめ

先ほどご紹介した、産後の悪露の様子については、あくまでも一般的ではありますが、例外の方もおられます。

ただし、例外があるとは言っても出産でダメージを受けた身体の回復速度が個人差があるというだけです。

産後の悪露について、下記のような症状がある方は、すぐに産婦人科に相談しましょう。

・悪露の量が順調に減っていたのに急に出血した
・4週間以上経過しているのに量も色も産褥初期と変わらない
・悪露の当初の頃と匂いが変わった
・子宮の入り口付近に締め付けるような痛みがある
・微熱が続いていて常に身体がだるい

急な出血は、不正出血と言って子宮内膜と胎盤のつなぎ目だった場所の傷口が開いた可能性があります。

放置すると感染症の可能性も出て来ますので、すぐに正しい処置をしてもらいましょう。

ただし、鮮血が出て来たとしても、痛みを伴わないケースもあり、
すでに1ヶ月以上が経過している場合は生理再開の経血の可能性もあります。

後者の生理の再開ならば問題はありませんが、不正出血でも痛みを伴わないケースがありますので、
念のために診断を受けた方が無難です。

悪露の対処法|悪露用(産褥)ショーツは使った?

悪露の対処方法と言えば専用の産褥ショーツで対策を取るのが一般的です。

実際にある団体の調査結果を見ても専用のショーツを活用して対処した方が90%以上いらっしゃいました。また、中には生理用のショーツで代用される方もいらっしゃることがわかりました。

産褥ショーツの他にあると便利なもの

先程の調査結果から見てもわかるように、専用のショーツがあると便利であることがわかりますね。
なお、専用ショーツのほかに消毒綿あると便利です。またパッドについては生理用の夜用をたくさん供えておくと悪露が終わった時期でも後々使えるので無駄な買い物にならないと思います。

産後の回復期の過ごし方

多くの妊婦さんが、産院での出産後に実家に戻られると思います。

産褥期の大切さを知っているお母さんは、あなたに無理をさせる事はないと思いますが、
あなた自身が『そんなのは申し訳ない』と思って動いてしまう事おあるかも知れません。

特にご実家なら、旦那様側のお義父さんやお義母さんなどは来られるでしょう。

また、ご実家で過ごされたとしても、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんなどは
一日中『可愛いひ孫の顔』を見ていたいと思うのは当然です。

そのような状況を気ぜわしく思う方もおられると思いますが、
産後の産褥期でも絶対にこれだけはママ以外には出来ないものが『授乳』です。
こればかりは仕方がありません。

生まれた直後の赤ちゃんは、2~3時間おきくらいに授乳が必要なのは当たり前です。

なので、産褥期にゆっくり過ごしたいと思っていても睡眠時間ばかりは、
細切れに『1時間程度を数回』という事になるのは仕方がありません。
ですので、その分の家事などは、すべてご実家の家族に甘えてしまいましょう。

極端な話かも知れませんが、生まれたての赤ちゃんにとっては頼れる人はあなたしかいないんです。

すべてを赤ちゃんのお世話のために、そして以外の事は甘えるつもりでいましょう。
家族構成などで条件は変わってくるかもしれませんが、
それを受け入れてもらえないようであれば、実家に里帰りする価値はありません。

また、生まれてすぐの赤ちゃんは最悪の場合は突然死もあり得ます。
ですので、赤ちゃんを寝かせているベビーベッドのすぐ側に布団を敷いて寝るという生活スタイルになると思います。

その場合でも、安心して良いのは授乳以外の時間は眠る事に費やしましょう。
それが出来るのも実家に里帰りしているメリットです。

おばあちゃんが孫を抱っこ

授乳中以外の時間であなたが寝ている時に万が一『赤ちゃんに異変があった場合』でも、
そこは『ひ孫の顔を1日中見ていても飽きないお祖父ちゃんやお祖母ちゃんの存在』が
ありがたく感じると思いますよ♪

産後の自分自身の回復と赤ちゃんのお世話をすべて自分でやらなければならない状態では、
母乳の出にまで影響します。

産後の悪露は産褥期の自分の身体の回復度合いを測るバロメーターです。
最善の方法と細心の注意が必要ですが、
それも万全に出来る状況を作れるように家族の協力を得ましょう。

産後の悪露の回復を早める栄養補給

産後の悪露が収まっていないうちは、休息も大事ですが栄養摂取はもっと大切です。

もちろん、全体的な栄養バランスがもっとも大切なのですが、母乳の出に直接的に影響する鉄分。
鉄分は、産褥期に貧血を予防する事にもなります。

出産で、血液をたくさん使っている上に悪露でも出血をしていますから、特に大切ですね。

また、あなた自身の産褥の回復を助ける栄養として葉酸とビタミンB群も大切です。

産褥期の鉄分の摂り方は、妊娠中とは若干変わって来ます。
妊娠中はビタミンAの過剰摂取による赤ちゃんの奇形リスクとの兼ね合いもあるため、
植物性の『非ヘム鉄』が主な摂取方法でしたが、
産褥期は豚レバーや鶏レバーなど動物性の『ヘム鉄』も摂るようにしましょう。
これは『動物性タンパク質』の摂取も産褥の回復を早めるという側面があるためです。

葉酸とビタミンB群の摂取についても鉄分と同じことが言えます。

葉酸はホウレン草や小松菜などの葉に含まれる栄養素ですし、ビタミンB1は豚肉に豊富に含まれています。

こちらも動物性食材と緑黄色野菜のバランスが大切になるんですね。

野菜

悪露に悩む方にもおすすめしたいアイテム

悪露に悩む方はパットや生理用ナプキンで対処される方が多いかと思いますが、
こんなアイテムがあるんだと知っておいてほしいものがあります。
それはインクリアという商品。

悪露や生理の悩みは女性なら誰もが一度は考えてしまうものです。
その悩みの大半が臭いだったりするのですが、この商品もっと前から
知っていればときっと思うはずです。

インクリア
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