ベビーカーでお散歩

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産後の散歩はいつから?赤ちゃん連れは大丈夫?

産後のお散歩は、妊娠から出産で体力を使い果たしたママさんの体力強化と体型戻しにとても効果的です。

産後すぐに始まる授乳と産褥の身体の回復を同時に併行していくには、どうしても食事量も増えます。

また、睡眠に関しても授乳間隔が2~3時間おきなので、その間に少しずつ眠る事しか出来ません。

実はこういった条件があるため、産後のママの方が体力勝負とも言えるんですね。

こんな過酷な状況に打ち克つためには『体力強化』が1番大切です。

産後の忙しさと疲れがありますが、せっかくお散歩をするなら『赤ちゃんとのコミュニケーションも兼ねて一緒にお出かけ』したいですよね。

そこで、このページでは、産後のお散歩を赤ちゃんと一緒に楽しむためのコツやポイント、注意点についてまとめました。

産後ダイエットにもなる散歩の効果

産後の体型戻しには、食事制限をしたり骨盤矯正を兼ねてストレッチを行う方もおられます。

少しでも早く妊娠前のプロポーションに戻すためにもお散歩はとても効果が大きいんですよ♪

産後のお散歩の効果としては

・体型戻し
・骨盤矯正
・ストレス解消
・基礎代謝アップ
・免疫力が上がる

主なものとしては、このような効果があります。

散歩の消費カロリーと体重の関係

また、産後ママに限った話ではありませんが、普通の速度で歩いた時の散歩の消費カロリーは

『体重50kgの方が30分歩いて80kcal』

『体重60kgの方が30分歩いて95kcal』

このくらいの消費カロリーが目安の数値になります。

これを1ヶ月続けると・・・2,400kcal~3,000kcal弱の消費になります。

体重に換算すると、毎月400g程度は確実に減って行く事になります。

また、歩くペースを早くしたり、歩く時間を長くするだけで、確実に消費カロリーは上がります。

しかし産後の授乳期と言えば、ママさんの身体はとてもデリケートになっています。

激しい運動は、母乳の出が悪くなって、母乳の質も落ちてしまう可能性がありますし、出産で体力を使い果たしている状態では無理な事は出来ません。

そこでおすすめなのが、歩くペースはゆっくりめで、姿勢や呼吸の整え方を意識しながら歩く方法です。
これだけで脂肪燃焼効果を上がります。

というのも、妊娠で付いた脂肪は赤ちゃんを守るために『水分をたっぷり含んだ柔らかい脂肪』なので、燃焼しやすいものでもあるんです。

産後の授乳で体重はほとんど戻ったけど、体型が戻らない・・・
また、あと○kgが落ちない・・・

こんな悩みを持っておられるママさんに最適な運動が産後のお散歩なんですね♪

ですが、まだまだ無理が出来ない身体の状態です。

では、いつから始めてどのくらいの距離をどういったペースで歩くのかと言った部分を一緒に見て行きましょう。

産後の散歩はいつから良いの?

産後のお散歩は、最低でも産後の肥立ち(産褥期)が終わってからにしましょう。

というのも、先ほどお散歩の効果の中で骨盤矯正という項目がありましたが、
それと同時に骨盤底筋を鍛える効果もあり、子宮復古が終わっていない(充分に進んでいない)状態では、不正出血や産褥熱などの原因になってしまいます。

なので、最低でも産後の1ヶ月検診が終わって、先生からの許可をもらってからにしましょう。

また、後ほど詳しくご紹介しますが、赤ちゃんも産後すぐには外の空気に存在するウイルスなどに抵抗できるだけの免疫力が育っていないため、お散歩で連れ歩くには注意が必要です。

赤ちゃんを連れての散歩はいつから?

ママにおんぶされ寝ている赤ちゃん

産後のお散歩を赤ちゃん連れで楽しめるようになるには、少し時間が必要です。

先ほども、赤ちゃんは『免疫力が不充分』というお話しをしましたが、この抵抗力が備わってくるには、最低でも2ヶ月は必要です。

自宅の玄関先で日光浴をする程度なら1ヶ月健診が終わる頃には出来るようになりますが、ママと一緒にお散歩ができるようになるのは、最低でも『生後2ヶ月が過ぎてから』の時期を目安にしましょう。
また、この時点でも注意が必要なのは、まだ『赤ちゃんの首が座っていない』ためです。

ベビーカーに乗せてお散歩するなら大丈夫なのですが、『抱っこひも』や『おんぶひも』などで一緒に本格的なお散歩ができるのは、生後4ヶ月を過ぎた頃の健診で「首が座ったね」とお墨付きをもらってからにすると安心です。

赤ちゃん連れの散歩の注意点

ママが自分1人で出歩くのは赤ちゃんが心配です。

これは、まだ抵抗力が弱く、首も座っていない赤ちゃんを連れ歩くのは危険だからという事なのですが、それ以外にもいくつかの注意点があります。

・最初は1時間以内で自宅に帰って来れる場所にする
・極端な人混みは避け、他人が少ない時間帯を選ぶ
・赤ちゃんの体調を最優先に。秋・冬などは外出を控える
・夏は熱中症に注意。朝方や夕方の暑くない時間帯を選ぶ

暑さや寒さ、人混みなど極端な条件は出来るだけ避けて、赤ちゃんの安全を最優先に一緒のお散歩を安心して楽しめるようにしましょう。

また、赤ちゃん連れのお散歩で、お買いものも兼ねた『ちょっとした遠出』が出来るようになったら、赤ちゃんのおむつ交換などが出来るベビールームが整っている場所を行き先に選ぶようにすると安心です。

最近ではホームページでの確認も出来ますし、わからなければお店や施設に事前に聞いてみるのもありだと思います。
その方が安心して、赤ちゃんとお出かけ出来ますしね。

また、バスや電車などの公共交通機関を使っての『お出かけ』の時でもバス停や駅1個分は手前で降りて歩くなど、お散歩である事を意識するとダイエット効果もありますし、景色を見ながら『赤ちゃんとのおしゃべりも楽しむ』などの心の余裕が出てストレス解消になるなどのメリットがありますよ♪

赤ちゃん連れの散歩は抱っこはキツイ!

赤ちゃん連れのお散歩をするのは、ママにとっては抱っこをして赤ちゃんを寄り添った状態になります。

・赤ちゃんのリラックス効果
・疲れさせ効果(夜泣きしにくくなる)

ですが、赤ちゃんはどんどん大きくなりますから、生後半年も経てば出産当時の3,000gくらいから6~10kg弱になります。

このくらいに大きくなった赤ちゃんをずっと『ママさんの両腕の力で抱っこする』というのは無理があります。

そこで、『抱っこひも』や『おんぶひも』を使って、一緒にお散歩をする事になるのですが、まだ首が座っていない赤ちゃんの場合は、『抱っこひも』を使いましょう。

背中側でおんぶをするとママさん自身はどうしても『猫背になってしまう』ため、抱っこをするように抱えてあげられる『抱っこひも』を使えば、歩く時の姿勢も良くなります。

ストレスになるくらいなら、気にしすぎないことも大切かも

ページ内でもお伝えしているように、出産後の散歩は体の回復が十分に行われていない時に無理にしてしまうと、後に響いてしまったり、赤ちゃんの体調不良の原因になってしまう可能性は確かにあります。

ですが、日本から外に目を向けてみると、海外では、子供を出産した次の日から退院して直後に仕事復帰をしたり、首も座っていない小さな赤ちゃんを連れて行ってお買い物するママも当たり前のようにいます。

でもそれはごく1部の人だけでなく、割と日常的なことなのだそうです。
そのため実際に、海外からは「日本は慎重になりすぎじゃない?」と言う見方もあるようです。
確かに、日本人と外国の方では体質が大きく異なることもあるかもしれませんが、基本的には同じ人間ですので、大きな違いはありません。
また、今となってはこういった知識がインターネットでシェアされるようになったり、清潔な環境が確保されていますが、何十年、何百年も昔は、こういった健康情報が幅広くシェアされることもなかったでしょう。
さらに家と言う概念がなかった時代では、当然外で寝泊まりをして暮らしていたわけです。
それでも命のリレーは続いています。
私も出産経験が3度あるので、その中で外出のタイミングを気にしたり、人目を気にしたり色々と気にし過ぎた経験はありました。
でもそれが、時にストレスになることもありました。
強いストレスになってしまうくらいならば、外国の方のように、ちょっとラフに考えてみるのもありかもしれませんね。

まとめ

ここまで、産後の散歩を赤ちゃん連れで行う方法についてご紹介して来ましたがいかがでしたでしょうか。

産後の散歩は、ママにとっては骨盤矯正や体型戻しのダイエットに役立ちます。

また、ストレスの解消にもなるため、産後のうつ病の予防にも一役買ってくれます。

このような効果がある産後のお散歩をせっかくなら『赤ちゃんと一緒に』したいという方も多いのではないでしょうか。

ここまでの注意点をまとめると

・赤ちゃんの抵抗力や首が座りを待つ
・最初は1時間以内で自宅に戻れる場所にする
・人混みは出来るだけ避ける
・程よく温かい時間帯や時期を選ぶ
・オムツ交換などが出来る設備が整った施設を行き先にする

また、ママさん自身の散歩のポイントとしては

・産後の肥立ちが終わるまで待つ
・歩くペースは無理なく
・距離や時間は少しずつ伸ばす
・歩く姿勢と呼吸を整える

このような産後の散歩のポイントを意識しながら、自分自身の産後の体型戻しやストレス解消。

赤ちゃんとのコミュニケーションやリラックス効果をあげられるようにしたいですね。

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