泣いている赤ちゃん

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体験談

授乳で乳首が変形してしまった時の夫の対応

我が子はおっぱいと抱っこが大好きで、お腹が空いていなくてもおっぱいをせがんできました。
夜は必ず、おっぱいをくわえていないと泣いて寝ないので、添い乳をして寝ていました。

私は、ずっと赤ちゃんを抱っこしていないといけないことに困り果てていました。
夫が抱っこしようものなら、この世の終わり(?)とばかりに泣き叫びます。
その音量は怪獣そのものでした。

トイレもお風呂も料理をする時もずっと抱っこ・・・。
しかも、抱っこばかりだとまた泣きわめくのです。

次は、おっぱいがほしいと言わんばかりに大泣きするので、その頃の私はボサボサ頭のノーメイクで、一日中パジャマで過ごしていました。

そんな日が半年ほど続いた頃。
おっぱいに異変が生じました。

朝、いつものように授乳をしていると強烈な痛みが走ったのです。
今まで感じたことのない痛みにびっくりして、慌てて赤ちゃんを引き離しました。
するとおっぱいに血が滲み、さらに乳首が2倍くらいに伸びていたのです。

乳首の大きさなんてしていなかったので、この時は本当に驚きました。(笑)

ロケットのような形になって、しかも出血をしている状況です。
赤ちゃんは大好きなおっぱいから無理やり引き離されたことで大泣きしていました。

仕事から帰宅した夫に相談すると、早めに病院に行くように言われましたが、とにかく赤ちゃんの泣き叫び方がひどいので、その日は痛みを堪えていつものように授乳していました。
でも本当に涙が出るほどの痛みだったので、翌日、夫に赤ちゃんを見ていてもらい病院へ行きました。

おっぱいを見た先生は「あららら。」といった感じで同情の目を私に向けました。
思っていた通り、赤ちゃんがおっぱいを甘噛みしたりして乳首に炎症が起こっているとのことでした。

「このまま授乳を続けると菌が入ったり化膿したりするから、しばらく授乳はしないように。」と言われました。

授乳しないようにと言う方は簡単ですが、私は地獄へ突き落とされたような気持ちでした。
赤ちゃんは泣き叫ぶだろうし、今まで母乳しかあげたことがないので、ミルクを気に入ってくれるかわかりません。

モヤモヤしながら帰宅すると、大泣きしている赤ちゃんの声が外まで響いていました。
うちの子だ・・・と肩を落として部屋に入ると、思わぬ光景が目の前に繰り広げられていました。

なんと夫が赤ちゃんをあやしながら、自分の乳首を赤ちゃんに吸わせようとしていたのです!!
赤ちゃんは拒否して泣き叫んでいますが、夫はめげずに「おーヨシヨシ!」と言いながら吸わせようとしています。(笑)

その光景を見て私は不安が吹っ飛んでしまいました。
大笑いしている私に夫は、僕の乳首はお気に召さないようだと苦笑していました。

病院での結果を話すと、これを機会にミルクにしておっぱいを卒業させようと言ってくれました。
私は協力的で頼もしい夫に感謝の気持ちでいっぱいでした。

それからしばらくはグズグズな日が続きましたが、予想以上に早くおっぱいを欲しがらなくなり、さらにミルクも気に入ったようで嬉しそうに飲んでいます。
今でもたまに夫は自分のおっぱいを赤ちゃんに吸わせようとしていますが、赤ちゃんはキャッキャと笑っています。

母乳からミルク育児に変更するコツ

今回の体験談にもありましたが、場合によっては母乳育児からミルク育児、もしくは混合育児に移行しなければいけない場合が突然出てきます。
普通に母乳便でミルクを与えれば良いわけですが、場合によっては赤ちゃんが素直に飲んでくれないこともあります。
その時にスムーズに飲んでもらうためのコツとしては、意外かもしれませんが「我慢して飲ませる」が常套手段の1つになります。
最初のうちは赤ちゃんが大泣きして、やっぱりミルクはやめといたほうがいいのかな?
と気が引けてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、立ち上がって赤ちゃんを抱っこし、落ち着かせながら哺乳瓶をくわえさせると、スキンシップによりリラックスして、赤ちゃんが哺乳瓶からミルクを飲んでくれるようになる場合もあります。
実際に、赤ちゃんは哺乳瓶からミルクを飲むのが嫌。と言うよりは、母乳育児じゃないことによるスキンシップがなくなることに対して寂しさを感じ拒絶反応起こすことが多いようです。
なので、助産師さんも推奨するコツとしては、母乳を与える前後にしっかりとスキンシップをとってあげることが重要になります。
赤ちゃんは、数日経てばおっぱいの事は忘れてくれるそうです。
最初は何かと苦労するかもしれませんが、そこを乗り越えればミルクへの引っ越しができますので、根気よく向き合ってくださいね

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