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体験談 育児

産後の赤ちゃんとの接し方|育児疲れ解消、産後うつ予防、用意しておきたいもの

ウインクしている外人の男の子赤ちゃん
長い妊娠期間を乗り越え、ようやく我が子が
外の世界にやってきます。
ママにとっては体の重い妊娠期間がやっと終わって、
今度は幸せな育児だ!と張り切るところかもしれませんが、
現実はそう簡単にはいかないものです。

赤ちゃんにとっては、10か月もの間ママの体に守られ、
初めての外の世界です。
ママにとってはほんの些細な事でも、赤ちゃん自身にとっては
興味や不安、嫌だという不快感があったりするでしょう。
それを対処していくママも、初めての子育てですから、
完璧な子育てが出来るわけではありません。

このページでは、出産後の赤ちゃん(新生児)についてや、
赤ちゃんとの過ごし方、産後のママの状態などを
一緒に詳しく見ていきましょう。

産後赤ちゃんと過ごしていく上で気になるポイント

冒頭でもお伝えしたように、赤ちゃんもママも初めての事がいっぱいです。
赤ちゃんに対する悩みや子育ての仕方、産後のママの気持ちなど、
人によってそれぞれの思いを抱えているでしょう。

そこで今回は、産後に赤ちゃんと過ごしていく上での
気になるポイントをいくつかピックアップしてみました。

  • まずは新生児の特徴を知ろう
  • 出産前に準備しておきたいグッズ
  • 産後うつ
  • 初めての育児
  • 赤ちゃんとの過ごし方
  • 産後クライシス

この項目に沿って、一緒に見ていきましょう。

まずは新生児の特徴を知ろう

ここでは、産後1~2カ月ほどの新生児について
詳しく見ていこうと思います。

生まれて間もない赤ちゃん(新生児)は、最初はあまり周りは見えていませんが、
だんだんと視力が上がり、何かを見せると目で追うようになっていきます。
また、だんだんと手や足の動きも活発になり、バタバタしたり口に入れてみたり、
目で見たりするようになります。

また、生後2カ月頃になると音にも反応するようになり、泣くだけでなく
喜んでいるような感情の素振りを見せてくれることがあります。

授乳はまだ3時間おきにすることが多いでしょう。
個人差によっても変わってきますが、順調に成長しているのであれば
問題ないと思っていいでしょう。

まだまだこの頃の赤ちゃんは、日中もたくさん寝て過ごす事が多いでしょう。
生後1カ月頃までは1日の半分以上を寝て過ごします。
赤ちゃんは1日の中で「寝る」「泣く」の2つで大半を過ごし、
機嫌のいい時がたまに見られるくらいだと思っていいでしょう。

新生児の場合はお風呂ではなく、自宅でも沐浴させてあげましょう。
赤ちゃんは1日中寝たり家の中にいたりと、一見キレイそうに見えますが、
実はとても代謝が良く、寝ているだけでも体が汚れてしまうのです。
ゴシゴシと大人が洗うようにするのではなく、ぬるめのお湯で短めに、
ガーゼでそっと優しく撫でるように洗ってあげましょうね。

 

また赤ちゃんは寝たり泣いたりするのが仕事です。産後は忙しさや自分の思い通りにいかないことばかりでママもストレスを抱えがちですが、完ぺきを目指さずなんとかなるの精神を持つことも大事なんですよ。

初めての育児赤ちゃんとの過ごし方

先程お伝えしたように、赤ちゃんは一日の中で
「寝る」と「泣く」がほとんどです。
中でもママが赤ちゃんと過ごしていく上で一番つらいのが
「泣く」という事ではないでしょうか。
泣いている赤ちゃん
「赤ちゃんが泣いた」時に、まずその原因を探してあげましょう。
赤ちゃんが泣く理由で多いものを挙げてみると

  • うんちやおしっこをしたからおむつを替えてほしい
  • お腹が空いた
  • ミルクが欲しい
  • 暑い
  • 寒い
  • げっぷが出そう
  • 背中や足など
  • 何処かが痛い(何か体にあたっている)

などがあります。
まずはそれらのどれに当てはまるのかを探し、
見つけることが出来たら解消してあげる、という事の繰り返しです。

また、それらの要因とは別に泣いている時は、
体調が悪い場合や、ママが不安になっていたり困っていたりする時でしょう。
ママは赤ちゃんが泣いて困ってしまっても、なるべく大きな心で
落ち着いた気持ちで対処してあげましょう。
また、単に甘えたくて「抱っこしてほしい」と泣いてることもあります。
その時はたくさん抱っこしてあげてくださいね!

授乳もそれぞれによって個人差が多いですよね。
完全ミルク母乳の方、混合の方などいらっしゃるでしょう。
混合の場合は母乳の出る量によってもミルクの量が異なってきます。
完全ミルクの場合でも、生後1カ月頃になると、1回のミルクで
120くらいまで飲めるようになります。

赤ちゃんにとって多すぎず、かといって少なくならないように
よく赤ちゃんの様子を見てあげてくださいね!

また、産後2週間はママもなるべく休むに徹しましょう。
ママの体も出産によってとても傷ついています。
赤ちゃんと一緒に寝て起きて、また寝て…という生活が良いでしょう。
また、産後2週間は過ぎて、そろそろ動き出そうと思っても、
一気にすべてを開始するのは避けた方が良いとおもいます。
ママの子宮復古には約1か月半かかるといわれていますから、
この間も休む時間をきちんと確保しなくてはなりません。
無理に家事などをこなそうとすると、身体の回復も遅れてしまいますよ。
それまでは旦那さまに「ご飯は自分で用意してね」とお願いしておくようにすると良いのですが、
その点についても世の一般的な男性方は、お産がどれほど身体にダメージを与えるのかは知らないので、
回復に時間が掛かることや休息が必要なことも教えてあげることが必要な場合も多いんですよ。

また、出産の時に会陰切開する方が多いとおもいます。
会陰切開の傷口は空気に触れにくいところなので、化膿しやすく回復もゆっくりです。
その場合はなるべく体を清潔に、ナプキンなどはこまめに取り換え、
産後1週間まではシャワーのみで過ごしましょう。

産後2週間を過ぎ、少しずつ元の生活に戻していき、
1カ月経った頃には赤ちゃんも外に出られるようになります。
気分転換としてお散歩に出かけたり、お買い物へ行ったり、
まずは短時間からの外出から始めましょう。
また、赤ちゃんが寝ている間にママの好きな事をする時間も
確保できるといいですね!

その後は生理再開があったり、骨盤が歪んでいて尿漏れなどを引き起こしたり、
便秘や痔になってしまったりと、ママの悩みも増える頃かと思いますが、
1つ1つゆっくり対処していきましょうね!

産後うつ


これから出産を控えているママさんも、
出産育児経験済みのママさんも「産後うつ」と言う言葉を
1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

「私は産後うつにはならない」なんて思っている方も、実際に出産育児を経験してみると
「産後うつ」は他人事ではない、というのが身に染みてくるでしょう。

妊娠期間中は、赤ちゃんが生まれてくるのが待ち遠しくて、
こんな服を着せたいな、授乳の時間は幸せなんだろうなだとか
そんな「幸せ育児」を想像している方が多いでしょう。

そういった方でも、「産後うつ」が発症する場合があるのです。
妊娠から出産、産後とママの体の中ではホルモンバランスが急激に変化していて、
身体的精神的に疲れやすくなってしまっています。

そして、出産を終えてからの突然の育児生活。
赤ちゃんの夜泣き
それは想像をはるかに超えた、過酷な時間です。

  • 赤ちゃんが出来るまでは、自分の好きな時に好きな所へ出掛け、
  • 好きなものを食べ、夜中に友人と飲み歩いたり、
  • 仕事にただただ没頭したり、疲れたら休みの日は気が済むまで寝ていたり・・・

そんな時間が。「自由だったな…」と思い始める頃には、
もうママとして疲れ果てている頃でしょう

赤ちゃんが出来て、生まれてきてすぐに「ママ」になる。
ママになった瞬間、自分の中に責任感が生まれます。
『この子を守らなくちゃいけない』
『完璧なママでなければいけない』
そう思ってしまうでしょう。

長い人では丸1日陣痛に耐え、食事もとれず、ただひたすらに痛みに耐え、
やっとの思いで生まれた子。
病院によっても異なりますが、すぐに育児が始まります。
母乳が最初からたくさん出るわけではありません。
母乳のあげ方も、最初から上手にできません。
赤ちゃんも、上手に母乳を吸うことが出来ません。

慣れないおむつ交換に、慣れない着替え。
ママの体は節々が痛み、ほとんど眠る事も出来ず、会陰切開の痕も痛くて
トイレに行くのも大変です。

それでも赤ちゃんは泣きます。
おっぱいもあげておむつも替えて、お着替えもさせてあげて
やっと寝たと思ったら、また起きて泣きます。

哺乳瓶を洗ったり、消毒をしたり、どんどん自分の睡眠時間が短くなっていきます。
シャワーも浴びたい、歯磨きもしたい、髪も梳かしていない、ご飯も食べてなかった…。

それでも赤ちゃんは、ミルクを飲んで3時間たった頃にはまた泣きます。

自宅に帰ってからも、パパは言います。
『どうして泣いてるの?どうしたらいいの?』
と聞いてくるでしょう。
ママだって、初めての育児ならわからないことだらけ。
『わからない』と答えれば
『ママなのになんでわからないの?』
と言ってくるパパもいるでしょう。

そんな環境から、ママがイライラしていても、疲れていても、
『休みたい』の一言すら言えなくなってしまうでしょう。

全てのママさんに、このような事が起こる可能性があります。

初めての育児でも、そうでなくても、
赤ちゃんはみんな同じではありません。
大人に一人一人の個性があるように、赤ちゃんにも個性があります。
まだ外の世界に出て間もない赤ちゃんは、不思議なことでいっぱいです。
ママも、そんな赤ちゃんのお世話は、何回やっても初めてのようなものです。
最初から、完璧なママなんていないのです。
完璧な育児法なんてありません。
ママがママらしく、赤ちゃんがその子らしく成長できるような子育てが
その家族にとっての「完璧な育児」だったと、赤ちゃんが大人になった時に
言えるのではないでしょうか。

両親や、パパや、友人やママ友。
たくさんの人に頼っていいんです。
1人で抱え込まず、周りの言葉に流され過ぎず、子育てをしていきましょう。
赤ちゃんにとってのママは、あなたしかいませんよ。

たまには休みながら、気楽に育児をすることで、産後うつを少しでも
回避できるかもしれません。

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産後クライシス

「産後クライシス」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
「産後クライシス」と言うのは、出産をして2年以内に、
夫婦の間の愛が急激に冷めてしまう現象の事をいいます。

その産後クライシスですが、離婚に繋がる確率がとても高いと言う
結果が出ているんです。
産後うつはママの心の問題でしたが、産後クライシスはパパとママの間で起こる問題です。
もちろん、すぐに立ち直って元通りの中になる夫婦もいれば、
長引いてずっと不仲のまま、熟年離婚に至る、という事もあるんだそうです。

産後クライシスの症状であったり、感じ方には個人差がとても大きいようですが、
一般的には今までよりも感情の起伏が激しくなってしまったり、ママがパパに対して
嫌悪感を抱いたり、いらいらしてしまったり、脱力感を感じてしまったりするようです。

産後クライシスの原因は様々ですが、ママの産後特有の体調であったり、ホルモンの変化、
パパさんの育児家事の不参加などがあるようです。

産後クライシスは、まず自覚をするというのが、対処への第一歩になります。
自覚をして初めて、どんな原因があってそうなったのかが分かると、
今後どうしていったらいいのか、対処法が選べます。
実家のご両親を頼ってママが1人で自由に出来る時間を作ったり、
パパと二人だけでお出かけしてみたり、パパと話し合って本当はどう思っているのか、
どんな風に育児や家事に参加してほしいかなど、具体的に話し合って理解することで、
今後の離婚の危機を脱却できる可能性がありますよ。

出産前に準備しておきたいもの

出産したら、なかなか気軽に外へは出られません。
ママも疲れているので、買い物もヘトヘト。
ただでさえ大変な育児生活ですから、出来るだけ準備万端で
臨みたいところです。

そこで、新生児との生活でこれだけは確実に用意しておこうというものを
いくつか挙げてみたので、参考にしてみてくださいね!

●おむつ、おしりふき
この時期は成長も早いため、新生児サイズを買いすぎないように注意しましょう。
1パックだけ買っておいて、まだ必要ならば家族の方やパパさんの仕事帰りに
買ってこれるようにしておくといいでしょう。1パックでもあれば、無くなって必要なとき
パパが写メを見てわかるように出来ますよね!
おしりふきは今後もしばらく使っていきますので、いくつあってもいいでしょう。

●防水シート、おむつ替えシート
赤ちゃんはおむつ交換の時にもおしっこをしてしまったり、
慣れていないママさんやパパさんの時に失敗してしまうかもしれません。
これ1つあるだけで、洗濯物も増やさなくて済むので重宝しますよ!

●ベビー服
新生児は着替えさせるのも大変です。特に首や腰が据わらない間は
脱ぎ着しやすいものが良いでしょう。
季節に合わせて、短肌着長肌着、コンビ肌着などがあります。
また、肌着の上に着せる服も2WAYオールや、ロンパースなどがあります。
2WAYオールは新生児期によく使い、ロンパースは少し大きくなってから、と言う感じです。
この頃の服は少し大きめサイズでも構いません。

また、スタイ(よだれかけ)も用意しておいた方が良いでしょう。
歯が生えてくる頃などまで、たくさんよだれが出ていてすぐに服を濡らしてしまう事が
多い時期でもあります。

ただし、ミルクを吐いたり汗をかいたり、たくさん着替えるシチュエーションがありますので
替え用として最低3~4枚以上は用意しておきましょう。

●ミルク哺乳瓶洗浄、消毒セット
母乳で育てると言う方も、出産してから思ったより母乳が出ずに
ミルクに切り替えてしまう場合もありますから、1つは用意しておく方が良さそうです。
これらはすぐに使用しなかった場合でも、離乳食が始まる頃などにすべて使えるので
用意しておいても悪くはないかな、と思いますよ!

また、母乳の場合は搾乳器を用意しておくと便利です。
母乳をたくさん出せるようになるまでにも使いますし、
母乳が出過ぎている時でも、搾乳して乳腺炎にならないよう対処することもできます。

●タオル
タオルはいろんな場面でよく使います。
枕に敷いたり、沐浴の時に拭く用洗う用で使います。
ちょっと夏場のお昼寝の時など、バスタオルを掛布団代わりに使う事も出来ます。
ガーゼタイプのものをいくつか、バスタオルをいくつかなど、
それぞれ何枚か用意しておきましょう。

●沐浴グッズ

新生児の頃は毎日沐浴をしますから、ベビーバスもしっかり用意しましょう。
お家の使い勝手に合わせて、空気を入れるタイプのものや床置きのタイプなどがあります。
また、沐浴用の入浴剤(沐浴剤)も用意しておくと、入れて赤ちゃんをガーゼで撫でて
終わりになるので、ママもとっても楽ちんですよ。

また、冬場などは湯温が変化しやすいので、湯温計を用意しておくのもいいでしょう。

●ベビーケアグッズ
中でも必要なのは、赤ちゃん用の綿棒爪切りベビーオイルです。
綿棒は耳掃除だけでなく、へその緒の処理や鼻掃除にも使いますので、
赤ちゃん用の小さいものを用意しましょう。
赤ちゃんの爪は小さく、すぐに伸びてしまいます。2日に1回切ったりもしますので、
しっかり用意しましょう。
また、ベビーオイルは冬場特に乾燥しやすいので、赤ちゃんの肌を守るのに最適です。
オイルだけでなく、ベビーパウダー、ベビーローションなどもあります。
おむつかぶれをしたりする場合もありますから、1つは用意しておくと便利ですよ!

●チャイルドシート
普段から車に乗られている方は、出産後退院するときなどにも使いますので、
必ず生まれる前に準備しておきましょう。

●赤ちゃん用寝具
これも各家庭で変わりますが、ベビーベッドにするのか、ママと一緒に寝るのかなど
異なってきますが、毛布やかけ布団枕だけでも用意しておくといいでしょう。
ベビーベッドは場所をとって大変ですが、ホコリが立たないというメリットもあるので
相談してみてくださいね!

その他、必要な場合にあった方が便利なもの

ここまで必要になってくるものを挙げてきましたが、
それぞれによって必要になってくるものは違います。

  • 抱っこひも
  • セレモニードレス
  • 鼻水吸引器
  • 空気清浄器や加湿器
  • ベビーカー
  • おくるみ
  • 授乳クッション

一般的にはこれらを用意しておくと便利でしょう。
また、個人的には会陰切開の傷痕が痛くて痛くて、座るのもつらかったとき、
円座クッションがとても役立ちました。
出産を控えるママさん、円座クッションも候補に挙げておいてくださいね!!

育児中の赤ちゃんとの向き合い方まとめ

これから出産を控えているママさんたちは、不安な気持ちでいっぱいですよね。
初めてのお子さんなら、尚更です。

産後待ち受けているのは、全てがツラい日々という訳ではありません。
ツラい中にも、赤ちゃんの可愛さや、赤ちゃんの成長を間近で見ることが出来て、
幸せな瞬間も必ずあるでしょう。

様々な悩みを乗り越えて、素敵なママさんになってくださいね!

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