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夕暮れ

体験談

夏の散歩はセミの鳴き声に合わせてセミ踊り

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私には息子が1人います。
今はもう大きくなって少し楽になりましたが、小さい時は手がかかり本当に大変でした。

そんな息子がまだ幼稚園に通っていた頃の話です。

その頃の息子は引っ込み思案でおとなしく、とても臆病でした。
夏になると夫がカナブンやクワガタ、カブトムシを捕ってくるのですが、見るのはできるけど怖くて触れません。
夫がからかって、息子の服にカブトムシをつけたら大騒ぎ!!

そんな虫が怖い子供でしたが、セミには変わった反応を示しました。

日中は暑いので夕方になってから、息子と私は家の近所を散歩。
夏場の街路樹にはセミがたくさんとまって「ミーン、ミーン、ミー…」と大合唱しています。

息子は覚えたての三輪車に乗って散歩を楽しんでいました。

セミの大合唱の近くにくると、三輪車から降りる息子。
そして、まるで小鳥のひなが飛ぶ練習をするかのように両手をバタバタさせて、セミの声に合わせて踊り出すのです。
初めは何をしているのかよくわかりませんでしたが、息子はセミの声に合わせて明らかに踊っているのです。

蝉

その場で1~2分、両手を広げバタバタ踊ると、おもむろに三輪車に乗り少し前進。
またセミの大合唱が聞こえると、三輪車から降りて手をバタバタさせて踊り出します。

どうしてそんなことを始めたのかわかりませんが、私はそんな息子を見いておかしくなって思わず笑ってしました。
私が笑うのが嬉しいのか、息子はさらにバタバタと踊ります。

それからしばらくは、その奇妙なセミ踊りをして楽しませてくれました。

翌年、また暑い夏がやってきました。

夕方になるとまた散歩に出ます。
街路樹にはセミがたくさん鳴いています。

私は1年前のことを思い出し、「マーちゃんセミ踊りは?セミ踊りやってよ。」と息子に言うと、息子はしっかりセミ踊りのことを覚えていたようで、前と同じように手をバタバタさせて踊ってくれました。
覚えていたことに私は嬉しくなり、そんな息子を見ていると何となく優しい気持ちになりました。

その後、小学校に通うようになると、私も息子も散歩に行くこともなくなりました。

今年の夏、息子はもう中学生。
息子は学校や部活、私はパート勤めで、お互いに忙しい毎日を過ごしていました。

先日、「幼稚園の頃はセミ踊りをして、のんきだったなー。」と私が息子に話しかけると、息子もしっかりセミ踊りのことを覚えていました。

「あの頃はセミがたくさん鳴いているのを見ると、何だか無性に踊りたくなったんだよなー。」と思春期の息子は恥ずかしそうに言いました。

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