つらい肩こりに泣く女性

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産後の肩こりはなぜ?痛みを改善する方法のまとめ

産後の肩コリや首のコリは本当につらいものです。
出産後は授乳回数が多いママさんが多く、その合間に寝ても疲れが取れず、痛みは増すばかりという方もいますよね。

肩コリや首のコリは、産後ママさんの多くは骨盤矯正ができていない事や授乳や抱っこの姿勢など、様々な原因が絡み合って起こってしまいます。

しかし、骨盤矯正をやりたいと思っても子育てや家事が忙しすぎて、整体や整骨院に通えないという方も多く、長く痛みを我慢しているうちに手のしびれが起こり、慢性化してしまう方もおられます。

そこで、このページでは

・産後のママの身体の状態
・産後の肩コリ・首のコリの原因
・手の痺れも関係あるの?
・湿布や塗り薬は効く?赤ちゃんへの影響は?
・産後の肩コリや首のコリに効くストレッチ
・つらい肩コリや首のコリを再発させないコツ
・まとめ

という順番で産後の肩コリや首のコリを軽減・解消する方法や予防のコツなどを一緒に確認しながらみて行きたいと思います。

産後のママの身体の状態

産後のママの身体の状態は、出産を経験する事のない男性である旦那さんにはなかなか理解できないものがあります。

例え、分娩室に入ってすぐに生まれた安産であったとしても『腰から下が千切れるほどの陣痛と全力のいきみ』で体力も使い果たしている状態です。

また、骨盤は出産に合わせて広がっています。
産後すぐの産褥期では骨盤矯正もできない事とそのまま子育ての『寝る時間もないほどの忙しさ』に突入してしまうママさんも多いんです。

それらの諸々の事情が重なって産後の肩コリや首のコリにつながってしまうのですが、授乳期では鎮痛薬を飲むのは赤ちゃんへの影響も考えると怖いですし、塗り薬や湿布でも効果は『痛みを和らげる事しかできない』というのが事実です。

そこで、産後の肩コリや首のコリの軽減と解消に効果的なストレッチや抱っこや授乳時の姿勢を改善する事で自然に悩みを解消していく方法なら毎日少しのすき間時間できますし、痛みの再発も予防できるのでぜひ試してみて頂きたいのです。

産後の肩コリや首のコリの原因は?

先ほども触れましたが、産後の肩コリや首のコリの主な原因は

・骨盤のゆがみ
・抱っこの姿勢
・授乳時の猫背

という3つの直接的な引き金が原因になって起こります。

これに産後の子育ての忙しさと家事も重なる疲れによって起こります。

なので、授乳が落ち着くまでは、家事は旦那さんにお願いして負担を軽減する他にも赤ちゃんをあやしたり、抱っこするのは旦那さんにも積極的に参加してもらうようにしましょう。

手のしびれも関係あるの?

手のしびれも産後の肩コリや首のコリと密接な関係があります。
ただし、手のしびれの原因の多くは抱っこを長時間続け過ぎという事が考えられます。

赤ちゃんがママに抱っこをおねだりして泣くのは、甘えることで『ぬくもりが欲しい』ためなので仕方のない事ですが、夜になったら授乳以外では、添い寝でお腹をポンポンしながら『ねんねだよ~』と言いながら安心させてあげて下さい。

というのは、赤ちゃんは太陽が出ているうちは起きていて、日が沈むと眠くなるというもっとも原始的なサイクルで身体のリズムを整えているためで、『寝始めが1番甘えたくなる時間帯』なんですよ。

そういった時間帯にも、泣いたからと言って抱っこを続けていると、夜泣きも酷くなって、ますますママの睡眠時間が短くなります。
もっとも良い方法は、夜になったら部屋の電気を豆電球くらいにして、添い寝で寝かしつけてあげる事です。

昼夜の区別がついてくると抱っこの時間も短くなるので、肩甲骨や鎖骨への重みが軽減できて肩コリや首のコリが軽減できますし、手のしびれも楽になります。

それまで抱っこに慣れていたところから『夜は添い寝で寝かしつけ』という方法に切り替えると、最初は泣きやまないと思いますが、そこは『赤ちゃんは泣くのが仕事』と割り切って、自信を持って添い寝で寝かしつけてあげて下さい。

手のしびれは肩コリや首のコリ以上にご飯を食べたり、書き物をしたりという何気ない行動にも影響しますし、ストレスも溜まります。
赤ちゃんとのコミュニケーションは大切ですし、楽しみでもありますが、ほどよく行うように注意しましょう。

湿布や塗り薬は効く?赤ちゃんへの影響は?

産後の肩コリや首のコリには湿布や塗り薬も効果的です。

市販のフェルビナクテープ、あまりにも痛みがつらい場合は病院に相談に行って、ロキソニンテープなどを処方してもらうと良いでしょう。
湿布や塗り薬は母乳に染みだすなどの影響はほとんど心配いりません。
どうしても心配なら、市販の湿布や塗り薬ではなく、病院で先生に相談するのが無難ですし安心できますね。

ただし1つだけ心配なのは、湿布や塗り薬の『ニオイで赤ちゃんが授乳の時に嫌がる』可能性があります。

ですので、サロンパスなどのメントール臭が強いものは控えた方が良いかも知れません。

産後の肩コリ・首のコリに効くストレッチ

産後の首や肩のコリに効くストレッチをご紹介します。
ガチガチに凝ってしまった肩や首の筋肉をほぐしてあげる事で軽やかにする事ができますよ。

首のストレッチ

・頭の後ろで両手を組みます。
・背伸びをしながら左右の肩甲骨を近づけるようにします。
・首を回しながらコリをほぐしましょう。

肩から背中にかけてのストレッチ

・スポーツタオルなどのサイズのタオルの両端を持って肘を伸ばしたまま頭の上に持ち上げます。
・タオルを持ったまま肘を曲げ、頭の後ろに回します。
・この時に胸を張るようにしながら数回、軽い痛みを感じる程度に腕を後ろに回すと良いでしょう。

基本的に産後の肩コリや首のコリは、抱っこや授乳中の猫背と肩に重さが乗っている状態が長時間続く事で起こります。

猫背は、背中の筋肉が伸びて張った状態が続いてしまうのが痛みの原因なので、縮めてあげる事と胸を張って姿勢を良くする事で解消できます。

抱っこと授乳時の姿勢で肩コリや首のコリ予防!

抱っこと授乳は、身体にとってはどうしても猫背になりやすい動きと仕事になります。

たった姿勢での抱っこは、肩に重みが集中して掛かるため、深呼吸をして肩から力を抜いて肩を落とすようにしつつ猫背にならないように注意しましょう。

また、授乳中は座って行いますが、この時に授乳クッションを使う方も多いと思います。

授乳クッションの厚みが足りないと高さが合わないため赤ちゃんにおっぱいを吸わせる時に猫背になってしまうんです。

それと、授乳時の座り方もあぐらや足の裏をぴったり合わせる座り方(脚は組んでいませんが)で床に直接座って、授乳クッションを使って赤ちゃんの頭の高さをおっぱいの位置に合わせてあげると楽になります。

授乳クッションの高さが足りない時は、バスタオルを二つ折りや三つ折りなどに畳んでクッションに重ねてあげると良いでしょう。

根本的に肩こりを治すには原因に対するアプローチが必要

ここでは、出産後の育児生活の中で発生してしまった肩こりの改善方法をご紹介しましたが、もう一つ忘れてはいけないのが原因に対するアプローチです。

例えば、育児が原因の肩こりなのであれば、赤ちゃんの抱っこの仕方、授乳の時の姿勢などを見直す必要もあります。
なぜならば、現在発生している肩こりに対するストレッチやマッサージなどを行っても、根本的な原因が改善されなければ、また新たな肩こりを生み出してしまうからです。

今の段階で、育児が肩こりの原因だと思われる方は、赤ちゃんを抱っこするときに肩に力が入っていないか、授乳の時に自分の中でもっと楽な姿勢はないか、と探してみることも大切です。
一方、骨盤の歪みが原因なのであれば骨盤矯正をする必要がありますし、運動不足、睡眠不足が綺麗ならば、それらを改善することが大切です。
マッサージやストレッチ等は、現在発生しているものに対する1時的な対策になります。
今後も肩こりがない日々を過ごしたい。と願うのであれば、原因に対する適切なアプローチが重要です。

まとめ

また、この時期は『産後のガルガル期』とも言われ、旦那さんが赤ちゃんをあやす時のゆらゆらするスピードが気に入らないとか、赤ちゃんが一向に泣き止まなかったりすると、イライラしたりもします。

しかし、そのイライラを旦那さんにぶつけてしまうと、今後の夫婦仲にも影響してしまいます。

まずは、旦那さんに優しく手ほどきをしてあげて、上手にできるようになったら『ほめて伸ばす作戦』を実行すると良いですよ。笑

上手に旦那さんをこき使ってあげるようにする事で夫婦の絆も強くなります。

嬉しそうに赤ちゃんを抱っこするパパ

ちなみにわたしは、旦那が赤ちゃんをあやすのが上手になったら、「この子があなたの方が良いって泣くから焼けちゃうわ!笑」
なんて言いながら『心の中では、フン!まだまだやな!笑』とか思ってました。笑

ちょっと脱線してしまいましたが、子育ては妊娠中以上に長い時間の労働になります。

ほどよく赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみながら、産後の肩コリや首のコリ、手のしびれを軽減しながら、赤ちゃんのお世話をしてあげて下さいね。

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