産後って座り方によっては痛みを感じたり、あぐらがいいとか聞きませんか?中にはソファーに座ると骨盤が開いてしまうなんて話もあります。
このページではそんな産後の座り方の中でも正座にクローズアップして特集しようと思います。産後にいいと言われるあぐらと正座を比べたりもしたいと思います。
産後に座るときの注意点
産後のママさんの体の状態は出産によって骨盤が開き、その周囲の筋肉も緩んでいる状態にあります。産後に骨盤矯正のヨガやピラティス、骨盤矯正アイテムを使う方が多いのもそういった体の状態を妊娠前のように元通りにするために必要なことなんです。
このような状態のママさんに座る際に注意してもらいたいことがあります。
- 重心がぶれないようにする
- 骨盤をしめるようにする
- 猫背に注意する
ここに3つだけあげたのですが、開いたりゆがんでいる状態の骨盤に悪い影響を与える可能性があるものをピックアップしました。
産後という時期は家事や育児によって立ち仕事や足腰に負担がかかるような動きをする機会も多いので、なかなか骨盤矯正する時間も取れないことと思います。
そこで体を休ませる目的がある座るという行為も、実はこのように骨盤に悪影響を与える可能性がある注意点があるんですね!
重心がぶれないようにする
まず一つ目の体の重心がぶれないようにするということなのですが、妊娠したママさんは妊娠後期あたりから徐々に骨盤が緩み開いていきます。これは赤ちゃんがお腹から出やすい状況を作り出すために体の構造が変化するという非常に素敵な神秘的な女性の体の変化なんですね。
出産が終わると、体としては骨盤が自然と元通りに戻る・・・そう思いますか?
実はすぐには戻らないので、その間骨盤がゆがむような行動をしているとよりゆがんでいき、その弊害が現れたりもするんですよ。
そのためにも重心がブレないように意識しながら座ることが重要になります。
重心がブレるような座り方には
- お姉さん座り
- ペタンコ座り
- 机などに肩肘を付く
- 脚を組んで座る
などがあげることができます。もちろんこれらは絶対やってはいけないというわけではありません。できることなら避けたり、姿勢を正したり意識してもらうだけでも違いが出るはずです!
こういった座り方は体の重心がずれやすく、バランスの悪い座り方なんですね。これが骨盤の状態が開いている産後ママさんにはより得今日は大きくなってあらわれるので注意してください。
骨盤をしめるようにする
二つ目は骨盤を座っているときにしめるようにするということなんです。骨盤が開いている状態は内臓下垂や頻尿、尿漏れなどの症状が起きやすい状態にあるともいえるんです。座るという日常の中で当たり前の行動で、少しでも骨盤を締めることを意識していくだけでもかなり変わるんです。
猫背に注意する
猫背にならないようにするというのは産後だけではないのですが、産後ママさんはいつも以上に猫背になりやすい環境にいるんです。
母乳育児の際に赤ちゃんにおっぱいをあげると自然に猫背の姿勢に・・・。など育児は基本的に下向きで行うものばかりなので、すると自然と猫背になってしまうんですよね。
猫背になると体の血行が悪くなり、代謝も落ちます。腰痛や肩こりなど様々な影響で結局はママさん自体を苦しめるような悩みにつながっていくんです。猫背を甘く見ると結構痛い思いをしますよ。
わたしがずっと猫背で、他人から姿勢が悪いとかずっと言われてきました。歩く姿勢のきれいな女性を見るとうらやましく思って何度もねこぜを矯正しようと思ったのですが、意識するだけではなかなか治りませんでした。しかし、意識して姿勢を正したり、背伸びをなるべくするように心がけるだけでも肩こりや肩こりから来る偏頭痛など多少楽になっていました。
このように姿勢はとても重要なことだし、お金もかからずできることなので意識してみてください。
産後におすすめの座り方
座り方で骨盤が閉じるとか、ゆがみが直るとかはないのですが、予防とか今以上悪い方向へはいかせないという意味では座り方を変えてみるというのは大事なポイントになると思います。
あぐら
まず最初におすすめできる座り方は「あぐら」です。
あぐらというのはひざが体の外側を向き、骨盤をさらに広げるのではと思う方もおられるでしょう。しかし、あぐらという座り方は骨盤が内側にねじれる形になるので、広げるよりも締める方向への効果を期待できるんです!!
ただし、あぐらは骨盤が後傾になり体の重心が後ろにかかってしまいます。するとあたまは前にバランスをとろうとして全体として猫背になってしまいます。結果として姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛などにつながる場合もあるんですね。
なのであぐらをする際は姿勢をよくして猫背にならないように意識していきましょう。
姿勢をよくするためにも産後はクッションや座布団を使うようにしたほうがいいですよ。
産後に円座クッションをわたしがおすすめしているのもこういった理由が一端になっているんです。
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正座
正座は体全体の重心もバランスがとりやすく、骨盤に与える影響も少ないので産後におすすめできる座り方の一つになります。
もちろん正座は足がしびれたり、姿勢を正している状態が長時間できないという方もおられるでしょう。中には少数だと言われているのですが、正座自体ができないという方もおられます。
また正座をしていて疲れてペタンコ座りになってしまう場合は注意が必要になります。ペタンコ座りになってしまうと骨盤が外側に向き、より開いてしまう方向へ力が加わります。
あぐらと同じように正座も疲れにくくするために円座クッションがあるととても便利ですよ!
産後におすすめのあぐらについてまとめ
このように簡単に産後におすすめの正座とあぐらの紹介になりましたw
まだ補足したかったり、説明不足の部分はありますが長くなるようなので、本日はこのあたりで。。。